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2008年はどこ?次の投資先を探せ!(2ページ目)

2007年は日本株が大きく揺れ動きました。安定しない相場の中、ダメージを受けた方も多いのでは?そこで、さらなる投資先を探してみました。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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NEXT11とは?

NEXT11は、BRICsに次ぐ急成長が期待されるとした11の新興経済発展国家群です。具体的にどこの国かというと、イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコがあげられています。

BRICsの場合、広大な国土を持ち、人口も増え、さらに資源にも恵まれているという共通点があるりますが、NEXT11の国々には、これらの共通点はありません。
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2005年の人口:「世界の国一覧表2006年版」、2050年の人口:国連「World Populatiom Prospects」より。

人口で見ると、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュのように、ほぼ2倍になる国があるのに対して、韓国のように減少する国もあります。さらに経済力においても、1970年代から80年代にかけNIES(新興工業経済地域)と呼ばれた韓国やメキシコのような国が含まれている一方で、後発開発途上国の一つであるバングラデシュも含まれているのです。この点においては、高度経済成長の真っ只中にあるBRICsとは、異なります。

2050年までのGDPに注目!

とは言っても、やはり共通点はあります。それが、規制緩和政策によって外資がどんどん入ってきていること。そのため、各国のGDPは2050年までに飛躍的に伸びると予想されています。
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2005年のGDP:世界銀行「World Development Indicators」、2050年の推計GDP:ゴールドマン・サックスより。

しかし、深刻な政治的不安定要素を抱えている国もあるので、それがリスクの1つとしてあげられています。投資にはリスクがつきものですし、それを理解した上で新しい投資先を探すことが大切です。とは言いつつも、そう怖がることなく、まずは投資信託から始めるという方法もあるので、ちょっと視点を外に向けてもいいかもしれませんね。

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