海外投資の魅力とは
究極の国際理解、それが海外投資の醍醐味だ。 |
まずは海外投資の魅力について。ある意味海外投資の専門家でもある石田さんは、香港やタイ、ドバイ、サウジアラビア、スーダン、アイスランドと、非常にアクレッシブに海外を渡り歩いています。その過程ではいろいろな出来事があったそうです。たとえば、スーダンではどう考えても割に合わないタクシー代をとられ、サウジアラビアのときには、ドタキャンをくらい、かなりへこんだとか。
しかし、たくさんの人と出会い、そしてその出会いが広がると同時に、石田さんの投資対象も広がっています。そんな石田さんがいつも言っている海外投資の一番の魅力。それが「究極の国際理解」ということ。
国を理解するということ
ある国に投資をしよう!と思うと、まずはその国のことを調べます。どこにあるのかと地図を広げることから始まることもあるでしょう。実際、私がドバイに投資をするときには、まずドバイってどこにあるの?から始まりました。そしてその国の人口や民族性、場合によって宗教なども調べることがあります。でも学校の勉強とはニュアンスが違うので、特に日本とは全く違う文化や習慣がある国の場合は、調べること自体がおもしろいということもあります。
次はやはり、今後の成長はあるのか。何が成長を支えるのか。どのくらい成長する見通しなのか、いつまで成長が続くのかなど、かなり発展的なことまで調べていきます。
調べるときには、本があればその本を読むことから始まるでしょう。石田さんの場合、「地球の歩き方」が出ている場合には、まずはそれを買うそうです。それで足りない情報はネットで検索をしていきます。
当然投資をすることが前提なので、ようするにお金がかかっているわけです。なので、「調べる」こともかなり真剣になります。その結果、何を得るのかというと、その国に対する理解です。それがあるから、その国を信じて投資ができる。むしろ海外投資の場合には、国を信じることができるかどうかが、とても重要になってきます。
それはなぜか?
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