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知らなきゃ損!チャートの見方を学ぶ(2ページ目)

前回の記事ではローソク足について見方や種類を紹介しましたが、今回は「チャート」です。まずは、とても基本的な部分から。

川崎 さちえ

川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークション ガイド

ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションやの魅力を伝えている。

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トレンドを見る

チャートを見たときの第一印象があると思いますが、それはおそらく「トレンド」と呼ばれるものだと思います。つまり、今株価が下がってきている最中なのか、それとも上がってきている最中なのかということ。

上がってきているときは「上昇トレンド」、下がってきているときは「下降トレンド」になります。

下のチャートはクボタの6か月のチャートですが、トレンドがはっきりいます。下のチャートには、大きなトレンドを表示していますが、2つ目のチャートにあるようにもっと細かく見ていくこともできます。
画像の代替テキスト
大きなトレンドを見る。
出所:マネックス証券ホームページ

画像の代替テキスト
大きなトレンドの中にも、細かいトレンドが隠れている。
出所:マネックス証券ホームページ

トレンドの変わり目の見つけ方

トレンドの変わり目はどうやってわかるのかというと、ローソク足を見ます。下降トレンドだったものが、トレンド変換をする場合、長い陽線が出るというのが1つのポイントになります。上のクボタのチャートでも、大きなトレンドの変わり目では長い陽線が出ています。

ただし、これは絶対にそうなるというわけはありませんし、一時的に反発をしただけということもあります。なので、長い陽線が出たからといってすぐに飛びつくのは危険です。

上昇トレンドから下降トレンドになる場合は、逆の考えをするだけです。長い陰線が出る、場合によっては陰線が続くということもトレンド転換の目印になります。もちろん、陰線の場合にも、トレンド転換だとすぐに判断してしまうのは、考えもの。

では、トレンドの変換をできるだけ正確に知るにはどうしたらいいのしょう。それは、また次回の記事で紹介します。

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