慌てて買わないのが投資のコツ

知らなきゃ損!チャートの見方を学ぶ」の記事では、チャートの見方から、トレンド変換の話まで書きましたが、問題はできるだけ正確にトレンド変換を知るにはどうすればいいのか?ということです。確かにローソク足を見れば、反発したなということはわかるのですが、それがたまたま、その時だけ株価が上がっただけということも多々あります。

でも、そういうちょっとしたローソク足の動きに誘われ、ついつい買ってしまうことも。結果、すぐに株価が下がって結局損切りということにもなりかねません。株価が上がると、慌てて買いたくなる気持ちもわかります。でもそれはちょっと我慢。ちゃんとサインを見て、トレンドの変換を見極める必要があります。

もちろん、サインは絶対的な判断材料になるわけではなくて、相場が急変すればいくらトレンド変換のサインが出ていてもそうならないこともあります。これは投資においては当然のことなので、それを前提に話を進めていきましょう。

移動平均線とは?

トレンド変換を見るための材料の1つが、移動平均線です。う~ん、移動平均線って何?と思うかもしれないので、まずはこの説明から。

移動平均線と言うのは、視覚的には、チャート上にあって、ローソク足に絡みつくように描かれた線のことです。証券会社のサイトに表示されるチャートにもありますし、Yahoo!ファイナンスインフォシークなどでも表示されています。
画像の代替テキスト
トヨタ自動車のチャート上に描かれた移動平均線。
出所:マネックス証券ホームページ

平均線という名の通り、これは平均をとったもの。何の平均かと言うと、株価です。実は、移動平均線には種類がいくつかあって、それは過去何日の平均を取るのかによって分かれています。一般的には25日や70日、13週や26週が使われていて、25日移動平均線とか13週移動平均線と呼ばれています。

25日の場合、過去25日の株価の終値の平均の連続によって滑らかな線が描かれることになります。75日移動平均線であれば過去75日の株価の終値の平均、13週であっても考え方は同じです。

移動平均線には、短期と長期の2種類があります。それぞれの特徴はというと。次のページで見ていきます。