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東大生投資家が守る5つのルール(2ページ目)

東大生投資家、Agents。投信王において見事な成績を収めた、まさしく頭脳集団には、強さの秘訣がありました。それはいったい何なのか?

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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何事も自分で考えて、自分の手で調べる

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疑問を疑問のままにしない。とにかく自分の手で徹底的に調べるという姿勢が、Agentsの強さの秘訣!
何事においてもそうですが、とにかく自分で調べたり考えたりすることはとても重要なことです。それは株式投資でも同じ。Agentsのみなさんも、自分たちが疑問に思ったことはすぐに調べるといいます。

この習慣があると、新聞やニュースなどで見たり聞いたりしている中でも「あれ?」と思うようなことがあり、これについてネットで調べる、あるいは専門家などに話をきいてみると、そこに「ゆがみ」があったりするそうです。

そもそも、「ゆがみ」は他の投資家が気づく前に気付く必要があります。そうしないと、適正なところに戻ってしまうから。しかし、「ゆがみ」が隠れている可能性がある疑問の中には、素人が調べるのが難しいこともありますし、調べた結果、全く的外れということもあります。

でも、ここで諦めてはいけません。小さな「ゆがみ」を見つけて大きなチャンスをつかむには、普段からのこう言った努力が必要になると本にはありました。日々の努力が確かな結果を生むということです。

具体的な数字を使って分析する

Agentsのみなさんが投資の勉強をはじめたときに、最も強く言われたことが「数字に落とし込んで考える」ということだったそうです。

たとえば「業績が改善しそうだ」とあっても、じゃ、どのくらい改善するのか?という具体的な数字が必要になるということです。数字が見えないと、投資の判断ができません。売りなのか、買いなのか、それともそのまま保有するべきなのか。それを決める一番の要素が数字だからです。

しかも、数字を追っていくには、実に多くの情報を見なければならないので、ここでまた分析力がつくことになります。何があってもとにかく「数字」。これを心掛けるようにしましょう。

利益確定と損切りの徹底

いくら頭脳集団とはいっても、その読みが外れることもあります。その時に必要なのが、そう、「損切り」です。でもこの損切り、案外難しいものなのです。きっと株価は持ち直すという淡い期待を持ってしまうので、なかなか損切ることができません。

しかしこれでは上手な投資家にはなれませんから、Agentsは目標価格(利益確定)と損切り価格をあらかじめ決めているのです。この価格決定は株を買う前に決めるものなので、非常に冷静な判断のもと行われます。なので、慌てて損切りや利益確定をするときの判断とは別物と考えていいでしょう。常に冷静な態度で価格を決定していくことが、成績を安定させることにつながるのだと思います。


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今回はAgentsが守っている5つのルールのうち3つを紹介しました。他にも2あるのですが、それは本を読んでいただければと思います。本の中には、決算書の読み方や経済指標の見方、チャートの読み方など、投資において必要とされる情報が詰まっています。興味がある方は、読んでみてはいかがでしょう。

そうそう、出版記念ということもあって、キャンペーンを行っているそうです。
Agents流の株式投資を実践できる「アナリストレポート」がもらえるとか。どんな内容なのか気にあるところですが、それは応募してからのお楽しみということで、キャンペーンサイトで応募してみてください。


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今は高いの?安いの?株価の水準を知る方法
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