平成12年簡易生命表によると、65歳女性の平均余命は約22年(22.44年)です。無論、将来には景気も上下するでしょう。公的年金には物価スライドがありますし、他の金融商品を利用する場合にも金利や利回りが影響します。また、運用益に課せられる税金もありますが、これらは考慮せずに比較してみました。
追納せずに1.5%で今後65歳になるまでの35年間運用したとすると、追納保険料486,780円は819,680円に、2%で運用できたなら、973,506円になります。
また、65歳からもそれぞれ1.5%、2%で運用を続けながら、65歳女性の平均余命の22年間で取り崩すとしますと、1.5%の場合は65歳から毎年44,020円、2%の場合は55,131円取り崩せることになり、追納した場合に発生する36,859円の差額を上回る年金を受け取ることが可能です。