文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)

2004年の年金改革関連法案に基づいて、厚生労働省が保険料負担額と年金受給額を各世代で試算した結果が公表されました。
 

これによると、すでに年金受給世代である昭和10年生まれ(2005年に70歳)は、厚生年金のモデル世帯の場合には、生涯で負担した厚生年金険料額の4.1倍の年金を受給できるのに対し、昭和30年生まれ(同50歳)の場合は1.6倍、昭和50年生まれ(同30歳)では1.2倍…となります。

と、さらっと言ってしまえば、これでおしまい。

これまでの国の施策について文句を言ったところで、批判したところで、全世代に関わる損得問題ですから、すぐにやり直しが聞くわけでもないのです。

20歳台から年金とつきあってきて思うのは、その時の年金制度を十分理解することは大切ですが、そこで落胆して留まっていては「老後への不安」は解消されることはないということ。

「わかった。では、お先に失礼!」こんな気持ちで、将来を見据えたしっかりした行動がとれるならば、公的年金のジリ貧問題は、行動した勇気と時間が味方して個人レベルでの解決が図れるはずなのです。焦らず、無理せず、合理的に人生をトータルで考えれば、じっくり、のんびり、長期スタンスの行動が始められるのではありませんか!?
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