文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)
 
難解な年金語の通訳をすることになった浪速の年金マダム
年金語を通訳するから任しとき!


第2話は、やんちゃ盛りのふたごの息子たちを協力して育てている共働き夫婦のお話。

老齢年金の裁定請求(年金を受け取るための手続き)に関することで夫婦が一緒に年金相談に来られる事は珍しくありません。しかし、見るところ、この二人はまだ30歳そこそこ…
 

子育て中の共働き夫婦の心配は、どちらかが万一亡くなった場合のこと

鈴木和夫:
子連れですいません。あのう、ぼくらでも遺族年金ってもらえるものなんですか?

マダム:
え、遺族年金ですって?!どなたか亡くなられたの?

鈴木裕子:
いえいえ、私たち夫婦のどちらかが亡くなった場合の話なんですけど…
別に、二人とも健康に不安があるわけではないけれど、ご覧の通り、双子の息子たちがいますので、万一の場合も考えておかなきゃぁ~。
そうでしょ、なにしろ、教育費は一度に二倍かかるんですもの。
だからね、この人(夫)に、今のうちにしっかりと生命保険を見直しておきましょうと提案してるんです。

こう切り出してきたのは、鈴木さんの奥様でした。

マダム:
そうだったの。わかったわ。じゃぁ、はじめましょう。
まず、確認ね。現在加入している年金は何か教えてちょうだい。

裕子:
まさかの双子を授かり、家計は火の車に!
この子たちのためにも夫婦で頑張るつもり!

二人とも学校卒業してからずっと厚生年金です。共働きなので、この二人の息子たちは1歳の頃から保育所に行ってるんですよ。

和夫:
今は、この二人に振り回されて大変なんですわ。まさか、生まれてくる子が双子やなんて思ってなかったし…。結婚する時って、「勢い」ってあるでしょ!?それで、新築のマンションも購入してしもたんです。まぁ、二人で分担してローンを組んだら、毎月の負担も大したことはないと思っていたら、これや。すぐに双子が生まれてしもたんですわ。嫁さんが産休と育休に入ってしまった途端に収入は激減。ほんま、大変でした。やっぱり、この先共働きやないと生活あかん!って痛感しましたわ!

裕子:
ほんまやね。これからますます子どもにお金がかかるし、どちらかが万一死んじゃったらどうなるんだろう!?って真剣に心配になってきたわけなんです。

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