早速利用してみよう!年金個人情報提供サービス
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ユーザID、社会保険庁が決定したパスワード、自分が設定したパスワードを入力し、ネットワークにログインすると、以下のような加入記録一覧が表示されます。
2は、国民年金、厚生年金ごとの加入期間の合計が記載されている欄です。国民年金については、第1号被保険者、第3号被保険者としての加入期間です。第1号被保険者として保険料を全額納付した期間と第3号被保険者期間が「納付月数」、第1号被保険者期間のうち免除を受けた期間は免除の種類に応じて合計されます。
国民年金、厚生年金ごとの加入記録の詳細も確認できます。「年金加入記録(一覧)」の「国民年金詳細」または「厚生年金詳細」をクリックすると別ウィンドウが開きます。
それでは、下図の「国民年金詳細」を見てみましょう。
4は、3の加入期間の月ごとの保険料納付状況を表示する欄です。保険料を全額納付した月、第3号被保険者であった月、免除を受けた月がそれぞれ表示されます。また、保険料を納めていない月は「未納」と表示され、さらに、記載された年度内に厚生年金等の加入期間や未加入の期間があると「/」と表示されます。
続いて、「厚生年金詳細」を見てみましょう。
6は勤務していた会社に厚生年金基金があったかどうかを表示する欄です。厚生年金基金がある会社は「基金」、ない会社は「---」が表示されます。
7は、厚生年金の保険料を計算する基礎となった標準報酬月額と標準賞与額を表示する欄です。将来の厚生年金の額もこの記録をもとに算出されることになります(標準報酬月額と標準賞与額については「とっても重要!保険料納付記録」参照)。
「年金個人情報提供サービス」は24時間、いつでも利用できるので、忙しくて社会保険事務所に行く時間がない人にはお薦めです。年金は、老後の生活設計の柱になるものです。年金額の計算は、この年金加入記録を元に計算されます。インターネットを活用したこの「年金個人情報提供サービス」を活用し、今のうちから自分の年金加入記録を確認しておきましょう。
確認しただけで安心するのは禁物!注意事項もあります(次ページへ)