個人年金のおすすめポイントは?」の続編です。
まず前編をご覧下さい。
「定額型?変額型?」ニーズに合わせて選びましょう!

どっちを選ぶ?定額個人年金保険と変額個人年金保険


加入する時点で将来の受取額が決まっている「定額個人年金保険」と保険料の運用次第で将来の年金額が変動する「変額個人年金保険」。変額個人年金保険が日本で初めて販売されたのは1999年なので、発売からまだ10年経っていません。従来からある「定額個人年金保険」と最近はやりの「変額個人年金保険」の特徴を、比較してみましょう。

●定額個人年金保険
定額個人年金保険は、加入する時点で払い込む保険料と将来の年金額が決まっています。契約時に予定された運用利率で保険料を運用するため、その後金利が上がった場合でも、受け取る年金額は変わりません。物価や賃金の変動に合わせて年金額が調整されることもないので、将来インフレになった場合は年金額の価値が低くなってしまうことがあります。

その反面、将来の年金額が決まっていれば、安定した老後の収入として当てにすることができます。インフレに対応できない点も、公的年金の上乗せとして利用すれば、解消できるでしょう。

現在は、運用利率も低くなっており、大きなリターンは期待できませんが、毎月少しずつ積み立てることができます。受取り期間を保証期間のついた終身年金とすれば、保険料の掛け捨て防止と長生きのリスクに対応することができるでしょう。
 

生命保険文化センターHPより

最近は、「支払保険料は円建て、年金額は定額の外貨建て」という商品もあります。受取時の外国為替レートによって円建ての年金額が変わるため、従来の定額個人年金に比べるとハイリスクハイリターンの商品といえます。

また、定額個人年金保険の保険料は、一定の要件を満たせば前述の個人年金保険料控除の対象になるので上記に挙げた要件を満たすと所得控除を受けることができるのがメリットになります。

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