保険も進化する
医療技術は日々進歩していますが、医療保険もそれに合わせて進化していきます。今は1日目の入院から保障されるタイプがありますが、数年前までは8日以上入院しないと給付金がもらえなかったり、もっと昔は入院20日以上が条件だったりしました。
終身型で60歳払込タイプは老後に保険料負担がなく、生涯の保障が得られるメリットがありますが、新しい商品が発売されてそれに変えたいという場合でも、解約すると不利になる可能性があります。
医療費の自己負担が増えるかも
今年の3月末までは会社員の方は窓口での自己負担は2割ですが、4月からは3割に増加します。少子高齢化で公的医療保険の財源は厳しくなっているため、今後医療費の自己負担はますます増える可能性があります。また、物価そのものが上昇するかもしれません。今、入院1日5000円の保険に加入していても、30年後、40年後、50年後の5000円がどのくらいの価値になっているのか、誰にも予想できないところです。
選択のポイント
このような経済・社会情勢の変化にも対応しやすいのは更新型といえるかもしれません。
更新型は70歳以降の保険料が膨大で、最大80歳までしか保障は得られませんが、70歳以降は貯蓄で準備しておくという対策法があります。
でも、やはり一生涯の保障を確保できる安心感は捨てられない、という方には、終身型に加入するのが一番です。保険は「安心を買う」という役割もあるのですから。最近は新しいタイプの保険が発売されたら、すでに加入している保険に特約で保障を上乗せできたりすることもあります。それができない場合でも、加入している保険はそのまま継続し、新たに保険料の割安な商品で保障を追加することもできます。
まだどちらか決めかねる、という場合には更新型や、通販で保険料の割安な終身払込の終身型などに加入しておくのが無難かもしれません。
各社の保険をじっくり比較して自分で納得のいく商品を選んでください。
関連リンク
終身医療保険のキーポイント(All About Japan 300万円貯める!殖やす!)
絶対得する保険の見直し術
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。