タイムシェアとは、不動産の共同持分権システムのことで、コンドミニアムの1室を1年のうち1週間だけ利用できる権利を買うこと。日本で販売されているリゾート会員権とは異なり、ハワイ州政府に不動産登記がなされ権利書が発行されるれっきとした不動産です。(300万円でハワイに別荘を買う[All About海外移住])
実際どんな仕組みのものなのか、価格や利用方法などを取材してみました。
ウエスティン・カアナパリ(マウイ島)
豪華なガーデンに思わずうっとり。日頃の疲れが瞬時に癒されます |
部屋の設備は次の通り。
●フルキッチン(オーブン、電子レンジ、全自動食器洗い機、冷凍冷蔵庫、調理器具、食器を完備)
●フラットスクリーンテレビ、ビデオデッキ、DVDプレーヤー、BOSE製ステレオ
●全自動洗濯機、乾燥機
●ジャグジー付バス、独立したシャワーブース
●プライベートバルコニー
広い部屋に落ち着いた色調のインテリア。ここでも贅沢さを味わえます。 |
2003年9月にオープンしたこのヴィラは280ユニット(部屋数)のうち、ほとんどが売れてしまっていますが、このすぐ隣にウエスティン・カアナパリ・オーシャン・リゾート・ヴィラ・ノース(258ユニット)が建設中です。日本人がよく買っているタイムシェアはオアフ島のヒルトンが多いようですが、ゴールデンウィークやお盆などお休みの時期が一緒なのでなかなか予約を取りにくいといった問題もあるようです。でも、このウエスティンは今のところ日本人のオーナーは全体の3%程度。お休みが重ならないので予約を取りやすいというメリットがあります。