自動振替貸付になった後の4つの選択肢
ガイド:自動振替貸付になった後の選択肢には次の4つがあります。(1)自動振替貸付のままにする
(2)自動振替貸付を返済して元に戻す
(3)解約する
(4)払済保険に変更する
それぞれの内容をみてみましょう。
(1)自動振替貸付のままにしておく
手続きの手間が要らず、自動的に解約返戻金の中から保険料を払ってくれるので、新たな保険料支払いをしなくても保険を継続できます。しかし、貸付金(未払い保険料)と利息は、将来受け取る満期金から差し引かれるため、満期金が少なくなります。
(2)自動振替貸付を返済する
保険会社に連絡して返済の手続きが必要になりますが、保険をもとの正常な状態に戻すことができます。
(3)解約する
自動振替貸付になって一定期間以内に手続きをすれば自動振替貸付はなかったものとすることができます。つまり利息は払わなくてもいいのです。しかし、途中で解約すると払い込んだ保険料総額よりも解約返戻金が少なくなるのが一般的です。
(4)払済保険に変更する
払済保険とは、保険料の払い込みを中止し、その時点の解約返戻金をもとに保障額が少ない保険に変更すること。保険期間を変えずに継続していくことができ、契約時の予定利率をそのまま引き継げます。これも自動振替貸付になって一定期間以内に手続きをすれば自動振替貸付はなかったものとすることができます。
A子さん:そんなに選択肢があるんですね。う~ん、私の場合はコレかな?