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20代から入っておきたい女性のがん保険

若いから保険はまだ必要ないと思っていませんか?20代後半~40代までは、男性より女性のほうががんになる人が多いんです。医療保険と比較しながらがん保険について知っておきましょう。

執筆者:上野 やすみ

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早期発見すれば治る確率も高い!検診もきちんと受けましょう!
若いし、健康だから保険はまだ必要ないと思っていませんか?「医療保険には入っているけどがん保険はもっと年をとってからでもいいかな」という人もいるかもしれませんね。厚生労働省の患者調査によると、20代後半~40代までは、男性より女性のほうががんになる人が多いという結果がでています。女性には、乳がんや子宮がんなど特有の病気があります。特に、乳がんにかかる人は30代から40代にかけて急増するので、男性よりも早めに備えておくことが大切なのです(参考:ピンクリボンキャンペーン2008)。

そこで、今回は医療保険と比較しながらがん保険について確認しておきましょう。

医療保険とがん保険の違いは?

医療保険は、入院や手術をしたときに給付金がでる保険です。病気の種類が限定されているわけではないので、がんになった場合も入院や手術をしたら保障の対象となります。ただ、医療保険の場合、1回の入院につき60日まで、120日までなど、入院日数に制限があります。一度退院して再び入院した場合でも、同じ病気が理由であれば180日経過しないと1回の入院に数えられてしまいます。がんなど入退院を繰り返すことが多い病気の場合には、カバーできない可能性があるんですね。

それに対して、がん保険は、がんにならなければ掛け捨てになってしまいますが、がんになった場合には医療保険では不足する部分をカバーできるようになっています。

■診断給付金がでる
がん保険の特徴として、まず挙げられるのが診断給付金です。これは、がんと診断されたときに支給される一時金。検査や手術など入院初期にかかる大きな費用をカバーするのに役立ちます。

■入院日数に制限がない
がん保険は入院日数に制限がありません。がんは入院期間が長くなったり、入退院を繰り返すことも多いので、何日入院しても大丈夫!というこの保障は大きな安心ですね。

90日(または3ヶ月)の待期期間がある
がん保険の場合、契約をしてから90日(または3ヶ月)の待期期間があり、この間にがんと診断されても保障の対象になりません。ただし、最近はこの待期期間をなくしたものも発売されています。

女性の場合、まずは病気やケガなどの入院に備える医療保険を用意しておくことが大切です。すでに加入している人は、がんの保障をプラスすることも検討してみましょう。

では、次のページで、がん保険について具体的に見ていきましょう>>
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