中学受験/中学受験の心構え・基礎知識・トレンド

中学入学後にかかるお金(2ページ目)

「幼稚園および中高が私立の場合」のお金(学習総額費)は、「幼稚園のみ私立であとは全て公立の場合」の1.6倍。すべて私立の場合は16,784,000円という概算が出ています。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

中学・高校の学校教育費比較

もっと細かく見るために学校教育費(授業料、修学旅行・遠足費、入学金・施設設備費等学校納付金、寄付金、教科書費、文具等学用品、部活・学校行事等教科外活動費、通学交通費、制服など)を比較してみましょう。
 

中学 学校教育費
  公立 私立
学校教育費 131,501円 990,398円
(内訳)    
 授業料 418,476円
 修学旅行・遠足・見学費 24,797円 70,001円
 学校納付金等 14,654円 270,696円
 図書・学用品・実習材料費等 25,942円 37,100円
 教科外活動費 27,717円 49,266円
 通学関係費 34,735円 137,608円
 その他 3,656円 7,257円
 
高校 学校教育費
  公立 私立
学校教育費 237,669円 685,075円
(内訳)    
 授業料 225,385円
 修学旅行・遠足・見学費 32,324円 52,594円
 学校納付金等 48,777円 214,318円
 図書・学用品・実習材料費等 36,539円 38,052円
 教科外活動費 41,570円 43,356円
 通学関係費 74,436円 105,016円
 その他 4,023円 6,354円
 

公立中学校は合計約132,000円。内訳の構成比で最も高いのは通学関係費(通学交通費、制服、かばん・上履き等通学用品費)の26.4%(約35,000円)、次いで教科外活動費の21.1%(約28,000円)となっています。

私立中学校は約990,000円。内訳の構成比で最も高いのは授業料の42.3%(約420,000円)、次いで学校納付金等の27.3%(約270,000円)となっており、当然ながら授業料の高さが目を引きます。

公立高校は約240,000円。内訳の構成比で最も高いのは通学関係費の31.3%(約75,000円)、次いで学校納付金等の20.5%(約49,000円)となっています。

私立高校は約685,000円。内訳の構成比で最も高いのは授業料の32.9%(約225,000円)、次いで学校納付金等の31.3%(約214,000円)となっており、こちらも私立中学同様授業料の高さが目を引きます。ただ、前年度調査と比較すると、私立高校の学校教育費は10万円減額となっており、その内訳として授業料が約10万減額されています。これは公立高校の授業料無償化を意識してのことでしょう。


>> 私立にいっても必要となる学習塾費

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