中学・高校の学校教育費比較
もっと細かく見るために学校教育費(授業料、修学旅行・遠足費、入学金・施設設備費等学校納付金、寄付金、教科書費、文具等学用品、部活・学校行事等教科外活動費、通学交通費、制服など)を比較してみましょう。
中学 学校教育費 |
公立 | 私立 | |
学校教育費 | 131,501円 | 990,398円 |
(内訳) | ||
授業料 | ― | 418,476円 |
修学旅行・遠足・見学費 | 24,797円 | 70,001円 |
学校納付金等 | 14,654円 | 270,696円 |
図書・学用品・実習材料費等 | 25,942円 | 37,100円 |
教科外活動費 | 27,717円 | 49,266円 |
通学関係費 | 34,735円 | 137,608円 |
その他 | 3,656円 | 7,257円 |
高校 学校教育費 |
公立 | 私立 | |
学校教育費 | 237,669円 | 685,075円 |
(内訳) | ||
授業料 | ― | 225,385円 |
修学旅行・遠足・見学費 | 32,324円 | 52,594円 |
学校納付金等 | 48,777円 | 214,318円 |
図書・学用品・実習材料費等 | 36,539円 | 38,052円 |
教科外活動費 | 41,570円 | 43,356円 |
通学関係費 | 74,436円 | 105,016円 |
その他 | 4,023円 | 6,354円 |
公立中学校は合計約132,000円。内訳の構成比で最も高いのは通学関係費(通学交通費、制服、かばん・上履き等通学用品費)の26.4%(約35,000円)、次いで教科外活動費の21.1%(約28,000円)となっています。
私立中学校は約990,000円。内訳の構成比で最も高いのは授業料の42.3%(約420,000円)、次いで学校納付金等の27.3%(約270,000円)となっており、当然ながら授業料の高さが目を引きます。
公立高校は約240,000円。内訳の構成比で最も高いのは通学関係費の31.3%(約75,000円)、次いで学校納付金等の20.5%(約49,000円)となっています。
私立高校は約685,000円。内訳の構成比で最も高いのは授業料の32.9%(約225,000円)、次いで学校納付金等の31.3%(約214,000円)となっており、こちらも私立中学同様授業料の高さが目を引きます。ただ、前年度調査と比較すると、私立高校の学校教育費は10万円減額となっており、その内訳として授業料が約10万減額されています。これは公立高校の授業料無償化を意識してのことでしょう。
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