岐阜の中学受験制度
岐阜の中学受験は、早いところで12月下旬から始まる
岐阜県は岐阜高校、岐阜北高校、大垣北高校など公立高校の人気が高いため、公立中→公立高校という進路を目指す人が多いようです。
私立中学は全部で8校と少なく、また国・私立中学に進学する割合は2~3%と低く、岐阜県は全国的に見ても中学受験をする人が少ない地域となっています。
岐阜県の中学受験は、毎年1月上旬から1月下旬にかけて実施されます(美濃加茂中学のみ12月下旬から)。主な中学校の受験科目は、鶯谷、岐阜東、多治見西高校附属が国・算・社・理の4科目の学力検査と面接試験となっています。また、聖マリア女学院の1月入試(前期)では、国・算の2科目型か国・算・社・理の4科目型のいずれかを選択できます。私立中学8校すべて面接試験があり、聖マリア女学院は作文が出題されるので事前の対策が必要になります。
国立中学には、岐阜大学教育学部附属中学校があります。一般に、国立大学の附属学校は大学の研究校や教育実習校としての役割が中心となります。ですから、国立の附属学校に限って言えば、「附属=エスカレーター式に大学へ」とはならないので注意しましょう。