投信は、どこで買うかも重要! |
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■コストが安いところで買う!……P1
■税金が安くなる買い方がある!……P2、P3
コストが安いところで買う!
まったく同じ投資信託でも、どこで買うかによって手数料に違いがあります。金融機関によって、販売手数料が異なるのです。販売手数料は、ファンドを購入する時に「購入金額の何%」という形でかかってきます。(販売手数料がかからない投資信託もあります)。人気ファンドのひとつ、DIAMアセットマネジメント社の「DIAM高格付インカム・オープン(愛称・ハッピークローバー)」というファンドを例に、販売金融機関によって手数料がまったく異なるというのを見てみましょう。
このファンドは、高金利が期待できる資源国の高格付けの公社債に投資する投資信託です。カナダやオーストラリア、ニュージーランド、ノルウェーの公社債が主な投資対象です。2004年、2005年、そして2007年に、投信評価会社「モーニングスター社」の「Fund of the year 最優秀賞」を受賞し、過去の実績も人気も高い投信です。
<投資信託販売手数料の例>
(DIAM「ハッピークローバー」の場合) |
DIAM社のサイト(2008年4月23日現在)を元にガイドが作成。
証券会社選びは、個々のファンドの手数料率だけでなく、サービスを総合的に評価して行なってください。 |
この投信の場合、約50社の販売会社があり、「一律1%~2%」を採用している会社が多いようです。それだけでも「2倍」の開きがありますね。中には3%という会社もあります。また、購入金額によって販売手数料率が変わる会社もあります。毎月数万円の積立購入をする場合と、数百万、数千万円というまとまった金額で購入するのかによって、どこで買えば有利なのかは異なるということです。
ただ、証券会社選びは、手数料だけではなくサービスを総合的に見て判断すべきでしょう。また、投信ごとに証券会社を変えるというのは、管理が面倒になるという面もあります。すでに口座を持っているいくつかの金融機関の中で、手数料の比較をしてもいいですね。
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