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安くなっちゃった投信、売る?買い足す?(2ページ目)

金融危機で、持っていた投資信託の基準価額が、半分くらいになってしまったという人もいるでしょう。今後どうしたらいいのか、悩むものです。 今後の運用に向けて、まずは何をしたらいいのでしょうか?

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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安くなった投資信託、もっと買い足すべき?

あっと言う間に減っちゃって、これからどうしよう……
安くなった投資信託を買い足すかどうか、これも、ポートフォリオ(資産の内訳)の見直しをした上で検討しないといけません。

たとえば、「もともと海外REITをたくさん持っていたために、サブプライムローン問題以降、大きく資産を減らしてしまった」という人が、「今後、値段が上がったときに儲かるように、安くなっている今のうちに同じ海外REITを買い足しておこう」というのは、考えものです。資産の中でREITの比率がまた増えてしまい、REITが持つリスクの影響を受けやすくなってしまうからです。

買うとすればどのようなものがいいのかというと、「いま、自分が持っていないもの、少ないもの」です。といっても、「自分が持っている株式投資信託とは違う株式投資信託を買う」というのでは意味がありません。「自分が日本の株式投資信託を持っているなら、今もっていない外国の債券の投資信託を買う」というように、種類の違うものを買わないと分散になりません。この場合も、買う時期を何回かにわけて1年~2年くらいかけて理想的なポートフォリオを作りあげ、長期投資で臨みましょう。


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