投資信託/投資信託関連情報

安くなっちゃった投信、売る?買い足す?(2ページ目)

金融危機で、持っていた投資信託の基準価額が、半分くらいになってしまったという人もいるでしょう。今後どうしたらいいのか、悩むものです。 今後の運用に向けて、まずは何をしたらいいのでしょうか?

やがら 純子

やがら 純子

マネープラン入門 ガイド

アナウンサー&FP。話せるFPとして、キャリアと知識をいかして活動中。

プロフィール詳細執筆記事一覧

安くなった投資信託、もっと買い足すべき?

あっと言う間に減っちゃって、これからどうしよう……
安くなった投資信託を買い足すかどうか、これも、ポートフォリオ(資産の内訳)の見直しをした上で検討しないといけません。

たとえば、「もともと海外REITをたくさん持っていたために、サブプライムローン問題以降、大きく資産を減らしてしまった」という人が、「今後、値段が上がったときに儲かるように、安くなっている今のうちに同じ海外REITを買い足しておこう」というのは、考えものです。資産の中でREITの比率がまた増えてしまい、REITが持つリスクの影響を受けやすくなってしまうからです。

買うとすればどのようなものがいいのかというと、「いま、自分が持っていないもの、少ないもの」です。といっても、「自分が持っている株式投資信託とは違う株式投資信託を買う」というのでは意味がありません。「自分が日本の株式投資信託を持っているなら、今もっていない外国の債券の投資信託を買う」というように、種類の違うものを買わないと分散になりません。この場合も、買う時期を何回かにわけて1年~2年くらいかけて理想的なポートフォリオを作りあげ、長期投資で臨みましょう。


■マネープラン入門ガイドのメルマガ登録はこちらから。マネー+αの楽しいコラムを発信します。

■参考リンク&記事
「市場に左右されにくい資産運用とは」
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/10/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます