マネープラン/結婚したら考えるマネープラン

結婚にはいくら必要?挙式から新生活まで

結婚で必要になるお金は、結婚式費用だけじゃありません。2人での新しい暮らしのために、家具や家電をそろえたり引っ越したり……。いったいいくらくらいかかるのでしょうか。

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

  • Comment Page Icon

みんなは結婚にこれくらいかかった!

結婚情報誌「ゼクシィ」が、読者を対象に「結婚トレンド調査」「新生活準備調査」を毎年行っています。みんなが結婚の時期にどれくらいお金を使ったか、この調査による平均値を紹介します。

結婚式関連で334万円、新生活準備に88万円

ゼクシィ「結婚トレンド調査2014」「新生活準備調査2013」より、ガイドが作成


この調査では挙式と披露宴・披露パーティーにかけたお金は334万円(招待客の人数は平均72人)、新生活準備として家具家電の購入等に88万円。合計422万円でした。

うわっ!こんなにお金がないよ!と焦った人もいるかと思いますが、安心してください。みんなが全額を自分たちであらかじめ用意したわけではありません。結婚式関連で、新郎新婦が自分たちで用意した金額は、平均125万円でした。かかった費用が334万円ですから、その半分未満ですね。

足りない費用は、みんなどうしているの?

式場などへの支払いには、頂いたご祝儀(平均228万円)をありがたく使わせて頂きましょう。また全体の3分の2の人が、結婚式関連の費用で親から援助を受けています。100万円台の援助という人が多く、平均は158万円ですが、なんと1000万円以上の援助を受けた人もごくわずかですがいました(新居購入資金なども含めて一括して援助してくれたのかもしれませんね)。もちろん、まったく援助を受けていない人も3分の1もいました。

親にとっても甘えられる喜びというものがありますから、親に素直に甘えることは悪いことではないと思います。しかし、最初からアテにするのは大人としてふさわしくありませんよね。親に頼らず自分たちだけでなんとかする場合、結婚式関連の費用としては新郎新婦それぞれ170万円くらい、新生活の準備も合わせるとそれぞれ200万円以上は準備しておきたいものです。

では、どうやって貯めたらいいのでしょうか。次のページで説明します。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます