お金に色をつけて分別する
まずは、今まで蓄えてきたお金と、これから給料などで入ってくるお金を色分けしていきましょう。どのような区分けかというと、目的と実際に必要になるまでの期間で分けていきます。
色分けができたら、今まで預貯金などにまとめていたお金を期間と目的に合わせて、より合理的な運用の振りわけを考えてみましょう。
今、手元に500万円あるとしたら200万円は当面の生活資金、200万円は10年後に必要な住宅購入資金、残りの100万円はセカンドライフ資金などと、今使うお金、将来のために備えるお金に色分けしていくということです。
● 1年以内に使うお金 【当面の生活費や教育費など】
安全性(元本確保)と流動性(いつでも現金化できる)を重視。利息はわずかですが、預貯金やMMFなどが向いています。
●10年後に必要なお金 【住宅の購入資金や教育資金など】
時間を味方につけながら、若干のリスクをとりながら、収益性(リターン)を高めることにも挑戦できます。投資信託やREIT、債券(国債や社債等)などが向いています。
●30年後に必要なお金 【老後資金・リフォーム資金・将来の夢を叶える資金など】
長期間の時間を活用し、ある程度のリスクをとりながら、より高い収益性を目指せます。
とは言っても大切な財産の運用ですから、リスクは小さくしなければならないので、私は投機的な投資はおススメしません。
自分でリスクをコントロールできる範囲での運用を心がけ、【長期保有】と【分散投資】などをしながら安全性には常に配慮していきましょう。株式投資信託などがおススメです。