マネープラン/ゼロからはじめるマネープランの考え方

お金が働くシステムをつくろう!(2ページ目)

お金は仕事をして給料をもらって増やしていきますが、それ以外にお金が増える方法はないでしょうか?今回は預金口座などでほとんど利息もつかないお金そのものに働いてもらう仕組みをご紹介します。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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お金に色をつけて分別する

まずは、今まで蓄えてきたお金と、これから給料などで入ってくるお金を色分けしていきましょう。
どのような区分けかというと、目的と実際に必要になるまでの期間で分けていきます。

色分けができたら、今まで預貯金などにまとめていたお金を期間と目的に合わせて、より合理的な運用の振りわけを考えてみましょう。

今、手元に500万円あるとしたら200万円は当面の生活資金、200万円は10年後に必要な住宅購入資金、残りの100万円はセカンドライフ資金などと、今使うお金、将来のために備えるお金に色分けしていくということです。

● 1年以内に使うお金 【当面の生活費や教育費など】

安全性(元本確保)と流動性(いつでも現金化できる)を重視。利息はわずかですが、預貯金やMMFなどが向いています。

●10年後に必要なお金 【住宅の購入資金や教育資金など】

時間を味方につけながら、若干のリスクをとりながら、収益性(リターン)を高めることにも挑戦できます。投資信託REIT、債券(国債社債等)などが向いています。

●30年後に必要なお金 【老後資金・リフォーム資金・将来の夢を叶える資金など】

長期間の時間を活用し、ある程度のリスクをとりながら、より高い収益性を目指せます。
とは言っても大切な財産の運用ですから、リスクは小さくしなければならないので、私は投機的な投資はおススメしません。
自分でリスクをコントロールできる範囲での運用を心がけ、【長期保有】と【分散投資】などをしながら安全性には常に配慮していきましょう。株式投資信託などがおススメです。

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