貯めている人がやっていること ~金融商品の選択と目標設定~
■金融商品の適切な選別と活用
我が家の家計はバッチリ! |
●借りる
金利の変化をとらえて、金利上昇時には長期の固定金利で金利上昇リスクを回避、金利がピークから下降を始めそうになった時に借りるなら変動金利で返済の負担を軽減していくなどの合理的な行動をする。
●増やす
財産を増やす場合も金利の動きに応じて、変動金利型や固定金利型の金融商品を使い分け、常に家計の金融資産を有利なポジションにおくことに心がけ、さらに状況や目的に応じて投資信託や株式・国債なども活用し、短期間のうちに必要なお金以外は預金口座で眠らさずに効率良く働かせる。
■計画を立てて目標を明確に設定する
着実に貯蓄できる人は、漠然とでなく明確な目標のもとに行なっています。人生設計と財産計画を立てて、将来のイベント(マイホームの購入・子どもの進学・セカンドライフ・夢の実現など)を計画化し、逆算して今しなければならないことを具体的に実行することによって、着実に一つひとつの夢を実現しています。お金を貯めること自体が目標ではないということですね。
また、状況の変化などに応じて柔軟に計画を見直したり、振り返りをして当初の計画より早く夢を実現できた要因や、逆に障害になった要因を分析して将来に活かせるよう、人生計画や財産計画の管理をしています。
4月から新年度です。家計にとっても新たな年のスタートですね。これまで貯蓄ができなかった人は、今年から貯蓄できる家計づくりを目指して頑張ってみませんか?
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