いつまで保険のお世話になるかで明暗が分かれる
保険の選び方次第で、生涯の保険料コストは数百万円変わる |
<30歳の年間保険料>
●医療保険01 15,029円
●終身医療保険 36,386円
似たような保障内容にも関わらず、保険料が倍以上違いますね。保険料を1年間で比較すると差は大きく、定期医療保険(医療保険01)に軍配が上がります。
60歳までの30年間の保険料総額はどうでしょうか?終身医療保険は契約時の保険料がずっと変わりませんが、10年更新タイプの定期医療保険は更新ごとに保険料がアップします。
<30年間の保険料総額>
●医療保険01
・30~39歳までの10年間の保険料 15,029円×10年間
・40~49歳までの10年間の保険料 19,852円×10年間
・50~59歳までの10年間の保険料 33,698円×10年間
☆30年間の保険料の合計は685,790円になります。
●終身医療保険
・30~59歳までの30年間の保険料 36,386円×30年間
☆30年間の保険料の合計は1,091,580円です。まだ、定期医療保険の方が相当安いですね。
次に90歳まで生きた場合に、それぞれで支払う保険料の総額を見てみましょう。
<90歳までの60年間では>
●医療保険01
・30~39歳までの10年間の保険料 15,029円×10年間
・40~49歳までの10年間の保険料 19,852円×10年間
・50~59歳までの10年間の保険料 33,698円×10年間
・60~69歳までの10年間の保険料 59,724円×10年間
・70~79歳までの10年間の保険料 104,020円×10年間
・80~89歳までの10年間の保険料 185,171円×10年間
☆60年間の保険料の合計は4,174,940円になります。60歳以降の保険料の上がり方が、かなり急激になります。
●終身医療保険
・30~89歳までの60年間の保険料 36,386円×60年間
☆60年間の保険料の合計は2,183,160円です。長生きして保険料をずっと払い続けていくと、終身医療保険の方がトータルで半分ぐらいの保険料となりました。
この例では、60歳ぐらいは定期医療保険の勝ち。セカンドライフを含めた人生全体で考えると終身医療保険の勝ちということになりますが、本当にそうでしょうか?