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教育資金を資産運用で着実に準備するVol.1

1,000万円を超える教育費の負担。貯蓄や学資保険で追いつかなければ、資産運用で着実に増やすことも視野に入れたい!

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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1,000万円を超える教育費の負担。どうやら貯蓄や学資保険で追いつかないようです。それに代わる準備方法は?

【Contents】
■教育資金の準備は学資保険で大丈夫?(1ページ目)
■普通預金より利率の低い学資保険(2ページ目)
■預貯金の利回りでは教育費の上昇率に勝てない(3ページ目)

教育資金の準備は学資保険で大丈夫?

教育資金の準備
子どもの成長とともに育てたい教育資金

前回の記事「高校・大学にかかる費用は約1,000万円!」でも書きましたが、国民生活金融公庫総合研究所の調査では、高校でかかる入学金と在学費用、大学でかかる入学金と在学中の費用の累計は平均で1,045万円でした。

子どもが生まれてから準備するにしても、高校に入学するまでの15年間、あるいは大学に入学するまでの18年後までに、しっかり計画を立てて相当な準備が必要な金額です。

多くの方は200~300万円の満期金が受けとれる学資保険に入っていることで安心しています。または、その時になって不足していれば、その時になんとかすると考えている方もいます。

本当になんとかできるでしょうか?

その時を想像すると、住宅ローンの負担・夫婦の老後資金の準備も、スパートをかける時期に差し掛かっているのではないでしょうか?不安がありますね。

今からしっかり準備を始めたい教育資金。
その手段として、着実にお金を貯められる学資保険は人気がありますが、ファイナンシャル・プランナーでもある私にとっては、万全の準備とは到底言いがたいものです。

普通預金より利率の低い学資保険 次のページへ
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