貯蓄/平均貯蓄額などの気になるデータ

貯蓄にまわす金額の平均ランキング(3ページ目)

他の人が毎月いくら貯蓄しているかは、誰しも気になるものでしょう。毎月貯蓄にまわす金額のランキングや、ちょっとした心がけで大きな資産を作るためのコツを紹介します。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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金融商品を賢く活用して貯蓄はさらにパワーアップ!

自分に合った金融商品を活用して財産を作り、夢を実現させましょう

自分に合った金融商品を活用して財産を作り、夢を実現させましょう

お金が育つ力をつけたいなら、金融商品を目的別・期間別に振り分けて着実にパワーアップさせましょう。1ページめの貯蓄例のうち、毎月5万円を30年間蓄えるケースを取り上げて、金融商品別にその違いを見てみましょう。

■タンスに貯める
30年後に貯まるお金は1800万円(5万円×12ヶ月×30年間、金利ゼロ)。

■自動積立定期預金で貯める
30年後に貯まっている財産は約2108万円!積立総額1800万円に対して約308万円の利息がつきます(金利1%として計算)。

■外国債券型投資信託で積み立てる
貯めながら育つ財産は30年後に約3500万円!投資金額1800万円に対して約1700万円のプラスになります(定期的に分配される収益分配金は再投資にまわし、年間目標利回り4%として複利で計算)。

■日本あるいは外国株式型投資信託などで積み立てる
貯めながら育つ財産は30年後に約7340万円!投資金額1800万円に対して約5540万円のプラスになります(値上がり益重視で年間目標利回り8%として複利で計算)。

毎月5万円の貯蓄が、30年間という時間と一定の利回りを味方にすることによって、結果は格段の違いとなります。

年間利回り4~8%は可能?

この低金利時代の中で年間平均4~8%の利回りなんて夢のまた夢、と感じている人も多いでしょう。ただ、そのような利回りは不可能な数値ではありません。

もちろん資産運用ですから、投資した財産が元本割れするなど増減することや、目標とする利回りが上下にブレることはあります。いわゆるリスクです。勉強をして資産運用に取り組んでいる人は、このリスクをコントロールしながら上手に付き合っています。

日本でも25年前ぐらいまでは、定期預金やゆうちょの定額貯金でも金利4~6%程度は普通の水準でした。現在、日本の金利水準は軒並み低く、昔のような金利の預金はありませんが、昔の日本のような成長期にある国は世界に多くあり、国の政策金利や預金の金利も高い水準にあります。

IMF(国際通貨基金)の今後の世界の経済成長見通し(2013年4月時点)によると、世界各国の2013年の経済成長率は3.3%、来年は4.0%、2015年以降は4.5%の成長が続くとされています。

もしその見通しのとおりになるとすれば、その成長性の恩恵を受けやすい各国の株式やREIT(不動産投資信託)などを活用することで、財産を同程度の利回りで増やしていくことは可能です。

しっかりと人生設計(ライフプラン)を立てて、資産運用の勉強をしながら実行する人は、着実に財産を増やしています。

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