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貧乏体質に共通する朝の悪い習慣とは?

朝に目覚めてから3時間は、脳が最も働く「ゴールデンタイム」と言われています。お金持ちはこの「ゴールデンタイム」を有効利用しますが、貧乏は浪費します。朝のゴールデンタイムを無駄遣いする人に共通する「悪い習慣」とは何なのでしょうか?

中原 良太

執筆者:中原 良太

エビデンスに基づく資産活用&マネープランガイド

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気を付けたい朝の習慣

気を付けたい朝の習慣

朝に目覚めてから3時間は、脳が最も働く「ゴールデンタイム」と言われています。お金持ちはこの「ゴールデンタイム」を有効利用しますが、貧乏は浪費します。朝のゴールデンタイムを無駄遣いする人に共通する「悪い習慣」とは何なのでしょうか?

ズバリ、それは「スマホ弄り」です。

朝起きてからスマホを開くのはNG?

2016年にアメリカ人を対象に行われた調査(1)によると、アメリカ人の76%は、朝に起きてから30分以内にスマートフォンを開くそうです。

朝起きたら、布団の中でスマホを開く。メールチェックをして面倒くさい問い合わせを見つけて「嫌だな~」と嫌な気分になったり、SNSやニュースをチェックしていたら30分経っていて「あれ?もうこんな時間!」と驚いたりします。

30分は朝のゴールデンタイムの6分の1です。スマホ弄りをすると、朝のゴールデンタイムはあっという間に終わってしまいます。いちどスマホを弄り始めると、ゴロゴロする間にどんどん時間が過ぎていきます。

筆者も経験上、朝のゴールデンタイムが充実していない日は、そのまま1日が充実しないことが多いです。朝のダラダラが、気づけば1日のダラダラに伸びてしまうからです。夕方頃になって、「もう夕方……? まだ何もしていないのに1日が終わってしまう……」と後悔するのです。

社会心理学者のロン・フリードマン博士によると、朝のメールチェックは特に良くないそうです(2)。なぜかというと、メールチェックをすることで、1日を「受動的」に過ごしがちだからです。

時間の使い方には、「能動的」なものと「受動的」なものがあります。

能動的な時間の使い方というのは、目標を定めて、自分で時間の使い方を計画して、過ごすことを指します。旅行へ行くときに、どこで何をするか、スケジュールを組むような感じです。

筆者の経験でも、「自分でこうやって時間を使おう」と能動的に始まる1日は、そのまま能動的に過ごせて充実します。一方、「メールがこんなに届いてて面倒だなー」と、受動的に始まる1日は、そのまま1日を通してずっと受動的にズルズル行ってしまいがちです。

朝は能動的にシャキッと

朝のゴールデンタイムを有効利用するためには、「スマホを弄ってダラダラする」のではなく、「能動的に動いてシャキッとできる」ようにするのが近道でしょう。

アメリカ海軍の特殊部隊(ネイビーシールズ)では、朝一番に「ベッドメイク」を行うよう指導されるそうです。シーツをシワなく伸ばし、枕の位置を完璧に整えるのです。この習慣はお金持ちの間でも共通していて、「朝にベッドメイクする人は、そうでない人と比べて206.8%も億万長者になる確率が高い」とさえ言われています(3)。

ベッドメイクが済んだら、次はどうしましょう。筆者の場合は、ベッドメイクが終わったらゴミ捨てをし、ゴミ捨てのついでに新聞を取り、コーヒーを淹れ、ゆっくりと新聞を読み、1日の計画をじっくり立てます。

筆者の経験上、このようにして「能動的なルーティンの鎖」で1日を始めると、1日が最高に充実することが多いです。充実した日が増えるほど仕事も早く進んで稼ぎも増えるし、逆も然り(ダラダラとスマホを弄る朝が増えると仕事が遅くなり稼ぎも減る)です。

寝る前にスマホの電源を切り、寝床から届かない場所へ置いておくのがよいでしょう。朝起きてから3時間……できればお昼ご飯前まではスマホを弄らず、「スマホで遊んでいいのは午後から」とルールを作るのもアリだと思います。

朝を「ダラダラと過ごす」のはとてもぜいたくな時間の使い方ですし、リラックスできます。とはいえ、ダラダラし過ぎて1日中、もしくは毎日のパフォーマンスが落ちてしまうようなら、スマホとの付き合い方を考え直したほうがよいでしょう。

まずは、起床後3時間だけでも「スマホ断ち」して、メリハリをつけてはいかがでしょうか。

参考
  1. Deloitte, “2016 Global Mobile Consumer Survey: US Edition”
  2. Harvard Business Review, “Your Brain’s Ideal Schedule”
  3. Bell, R. (2017). Me, we, do, be: The four cornerstones of Success.
    Leadership Institute Press.
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