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消費税が13.5%!?(2ページ目)

将来の医療や年金などの社会保障制度を支えていくためには、消費税を13.5%に引き上げる必要があると算出されました。そうなった場合、家計が受けるダメージとその備えは?

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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消費税13.5%が家計にもたらすダメージ


消費税と物価上昇
消費税増税プラス物価上昇で、家計の負担は増大。今から強い家計を作ろう!
総務省の家計調査(2005年)によると、家計の消費支出(食料費・水道光熱費・教育費等)の平均月額は328,649円です。

ざっくりとこの支出全体に現在の消費税5%が含まれているものとして計算すると、商品やサービスの本体価格が約313,000円、消費税が約15,650円という内訳となります。

消費税が13.5%になると、同じ313,000円の消費に対して消費税は42,255円となります。

5%の消費税と比べると2.7倍の税負担増、金額にすると毎月26,605円(42,255円?15,650円)の支出増となります。年間では319,260円の増加です。家計とってはかなり痛い負担です。

2025年までに物価が上がることを想定すると怖くなります・・・。毎年2%ずつ値上がりを続けると、313,000円の支出は17年後には438,275円になる計算です。

これに13.5%の消費税で59,167円のプラスで合計約50万円。現在の約33万円に対して1.5倍に相当します。

消費税にしても物価にしても、上記のとおりに上がるとは限りませんが、逆に上記以上にきつくなる可能性もあります。

いずれにしてもそのような環境の変化があった場合でも対応できるように、今から家計をチェックして、使途不明金の退治やムダのない保険への見直しを行いつつ、人生全体のマネーバランスをとって、計画的な貯蓄に取り組んでいきたいところです。



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