共働き夫婦は、病気入院時にどれくらい備えている?
もしも私が病気になって働けなくなったら、家事や家計はどうなるの? |
※生命保険文化センター 平成18年度 「生命保険に関する全国実態調査」よりガイドがグラフ作成 |
前出の「生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯主の病気による入院給付金日額(民間保険、簡易保険、JAを含む)の平均は、10,310円でした。世帯構成別に見ると、「夫婦のみ(世帯主40歳未満」」:8,100円、「夫婦と扶養子有(末子小中学生)」:10,480円と、やはり夫婦のみの家庭より、子どもがいる家庭のほうが多くなっています。ただし死亡保険金と違って、入院給付金に関しては、共働き夫婦の方が多く備えていることが分かりました。
一方、妻が備えている入院給付金は、全世帯平均では8,450円、世帯構成別にみると「夫婦のみ(世帯主40歳未満)」:7,610円、「夫婦と扶養子有(末子小中学生)」:8,160円と、全世帯平均よりも少なくなっています。しかし、共働きの場合は、妻の入院給付金も日額1万円前後となり、全世帯平均より多くなっていることがわかります。妻の収入が家計に影響を与えている分、妻が病気で働けなくなった場合に備える傾向が高いようです。
では、さきほどのサトシさんとチヅルさんは、これからどのような保険に入るといいのでしょうか?