20代から共働き！ で今と老後に備える！

20代ってみんな、いくらぐらいお金貯めているのかな？

最近、20代の若者があまりお金を使わなくなったと聞いたことがありますが、先日電車内で近くにいた男子大学生が、夏休み中の運転免許取得について「教習所にお金がかかるし、車を買うつもりも運転する予定もないから、免許は要らない」と話しているのを聞いて、「自分たちの20代の頃と随分考え方が変わったな～」とびっくりしました。今回は、20代の考えるライフプランについて解説します！

【記事のインデックス】
20代は、どれだけお金を貯めている？……１Ｐ目
結婚後の働き方観・シングル編……２Ｐ目
結婚後の働き方観・既婚者編……３Ｐ目
老後の備えはもう始めている!?……４Ｐ目

20代は、どれだけお金を貯めている？

堅実派の20代が増えている、と言われますが、実際はどれくらい預貯金等を持っているのでしょうか？ 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会「若者（20代）のライフプランニング意識調査」によると、保有している金融資産（預金・株式・投信など）の残高は、以下のようになっています。

＜保有している金融資産（預金・株式・投信など）の残高は？
（単一回答）＞

※日本FP協会「若者（20代）のライフプランニング意識調査」 を元にガイドがグラフ作成(注：グラフは無回答を除いたもの)

全体で見ると、「なし」：17.7％、「25万円未満」：19.3％、「25万円～50万円未満」：10.3％、と50万円未満の人を合わせると47.3％になり、約半数の人が50万円未満ということがわかります。総数3,756人のうち学生は919人、と約４人に１人が学生さんだったので、これから貯蓄を増やす人も多いのかもしれません。

一方、年収別にみると、保有資産額は随分違いが表れています。年収500万円以上の人は、63.8％の人が金融資産を300万円以上保有していることが分かりました。逆に収入が低めの人は、資産が「なし」や25万円未満の割合も高く、ここにも二極化が見られると感じます。

続いて、金融資産の残高がある人に資産の内訳について聞いたところ、全体では「普通預金（国内）」：86.4％、「定期預金（国内）」：46.5％、「国内株式」：22.8％、「株式投信」：11.9％、「外貨MMF、外貨預金」：10.0％（複数回答）となりました。５人に１人の人が株式投資の経験があり、意外と多いな……と感じました。

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