万一の備え！ マンション投資vs生命保険(2ページ目)

「ローン」を組むと保険に入る！

万が一のときも団体信用生命保険に入っているから安心！

一般的に、マンション投資ローンを組むと、団体信用生命保険に加入します。この保険に加入すると、債務者（ローンの返済義務がある人）に万が一のことがあった場合、ローンが清算される仕組みになっています。住宅ローンを借りるときと同じといえば分かり易いかもしれません。

ローンが清算されるということは、無借金のマンションを家族に残すことができるということ！ ローン返済がなくなれば、毎月ギリギリだった（マイナスのケースも……）収支も改善されるでしょう。賃料がコンスタントに入ってくれば、遺族の生活保障としても心強いというもの。これが、「マンション投資は生命保険代わりになる」といわれる理由です。

数字に注意！算出根拠を確認しよう

生命保険とマンション投資について「どちらがどのように有利か？」を数字で比較したものを見かけることがあります。 なるほどよく考えてあってとても参考になります。サラッと読むと、マンション投資が生命保険の代替として優れていることに感心してしまいます。

でも、ちょっと待って！ そのまま受け入れる前に、比較の前提にも目を向けるようにしましょう。

• 生命保険料を算出するのに何千万円もの終身保険への加入が前提になっていませんか（終身保険は保険料が高い）
• マンション投資で税金が戻ることになっているけれど、初年度のケースにばかりスポットを当てていませんか（一般に初年度の戻りが多い）

などなど。何でもそうですが、情報を鵜呑みにせずに自分なりにしっかり考えてみることが大切です。

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