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動画編集・動画加工・動画管理ソフトを選ぶ(2ページ目)

動画(編集・加工・管理)ソフトの選び方についてです。機能によりジャンル分けしたうえで、ソフト選びのポイントを簡単に解説します。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

動画ファイル形式をキレイに変換したいなら「Videora iPod Converter」

動画ファイルの圧縮形式の異なる動画ファイルに変換する機能を持つソフトもあります。

このような機能はパソコンで動画を見るだけなら必要ありませんが、iPodやウォークマンなど特定の圧縮形式しか再生できない機器で動画を再生させるために必要になります。また、動画を掲載できるブログでもアップロードできる形式が限られている場合があるため、これも同様に変換する必要があります。

今もっとも需要が高いのは、FLV形式で圧縮された動画ファイルをmp4形式に変換するものでしょう。これは動画サイトからダウンロードしたFLV形式を、iPodで再生できるmp4に変換する使い方を想定している人が多いようです。

変換ソフトを選ぶポイントとしては、変換の速度や変換後の画質になります。基本的には変換処理が遅いものは画質がよいものが多く、逆に速いものはそれなりの画質になる傾向があるようです。

速度が速いものは気軽に使えますが、そのあと楽しむことを考えれば作成される動画の画質がよりよいものを選ぶべきでしょう。それをポイントにおすすめのファイル形式変換ソフトが「Videora iPod Converter」です。
変換後の動画もキレイな「Videora iPod Converter」

変換後の動画もキレイな「Videora iPod Converter」


Videora iPod Converterは各種設定を調整することで、高品質な動画変換処理が可能なソフトです。処理速度も高品質な変換処理を行っているわりには速く、FLV形式で圧縮されたファイルをmp4形式に変換できるソフトは少ないのでこれで決まりでしょう。

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ファイル連結・分割に便利な「UnitMovie」

動画の編集ではいくつかの場面をつなげ、ひとつにまとめたりしますが、パソコンではこれをファイルを連結することで行います。逆にYouTubeなどの動画共有サイトでは1つの動画ファイルの再生時間が最大で約15分間という制限があるため、それ以上の動画はファイルを分割をします。

これらは有料の高価な動画編集ソフトでも連結や分割が可能ですが、専用のフリーソフトを使えば手軽に作業が可能です。このジャンルのソフトを選ぶ際、どの圧縮形式への対応と操作できるファイルサイズの限界が選ぶポイントとなります。

特にファイルサイズの限界は長時間の動画や多くのファイルの連結に影響するので、自分の用途に応じて選びましょう。今回、おすすめソフトとしてご紹介するのは「UnitMovie」です。
簡単な操作がウリの「UnitMovie」

簡単な操作がウリの「UnitMovie」


「UnitMovie」は操作が簡単で、数多くのファイル形式(FLV形式含む)に対応しています。一部圧縮形式については標準では未対応ですが、対応させるためのファイルのインストール方法などを公式サイトで丁寧に説明してあるので、初心者にも安心です。

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