上手な断り方
相手の気持ちを考えて、真剣に話を聞きます。 |
どうやって断る?
お金を借りに来る人の多くはそれなりの事情があって、頼みにくく本当ならばしたくないお願いをしにやって来ます。意を決してのお願いに、けんもほろろの断り方では立つ瀬がありません。長い人生、明日は立場が逆になる事だって考えられるのですから誠意を持って対応しましょう。
■貸せないなら
お金を貸してと頼まれ、自分が借金をして借りたお金をそのまま貸してしまうケースがあります。確実にお金が入ってくる予定がある時はいいのですが、自分の持ち金がない時に他人の借金を背負ってしまうのは大変危険です。
「実は自分の借金の返済で、お金がないんだ」
「給料がカットされて厳しい」
「仕事が最近なくて」等、貸せない理由を具体的に話して理解してもらいます。
■貸したくないなら
金額の大小にかかわらず、貸せないものは貸せない!という場合もあるでしょう。納得してもらえそうな話をする事は、後々トラブルになっていやな思いをするよりも、心労は軽いはずです。
「親戚が借金苦で一家離散になってから、どんな小さなお金も貸し借りしない」
「結婚する時の条件が、『借金はしない、保証人にならない』だった」
「死んだ祖父が人にお金を貸して苦労したので、わが家の家訓になっている」
断るだけでなく弁護士や相談出来る所がある事、借金整理をするという方法がある事を伝えます。
■困った時は
借金の依頼が出来るほど親しい間柄だからこそ、トラブルになるとやっかいです。早めに弁護士などの専門家に相談しましょう。
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