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「金利3層」あなたはどの層で借りている?

個人ローン商品は、大きく別け3つの金利層になっています。金利の差は意外と大きく、高金利だと後からじわりじわりと効いてきます。しっかり返済するためにも、どんな違いがあるのか知っておきましょう。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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金利は3層に大別できる

「金利3層」あなたはどの層で借りている?
どの金利層で借りているかによって、返済額が大きく変わる!
一般の個人ローン商品は、大きく別け3つの金利層になっています。
普段はあまり気にされていないかもしれませんが、金利の差は大きく、高金利だと後からじわりじわりと効いてきます。しっかり返済するためにも、どんな違いがあるのか知っておきたいものです。まずは区分けから見ていきましょう。

【1の層】 金利:5~12%前後
銀行のローン商品(みずほ、東京三菱、UFJ、住友信託、伊予など)
 
【2の層】 金利:15~18%
銀行系消費者ローン(アットローン、DCキャッシュワン、モビットなど)
  
【3の層】 金利:20数%~29.2%
消費者金融、クレジット・信販会社など
      (プロミス、武富士、アコム、ライフ、日本信販、オリコなど)

3層を比較。どれだけ差が出る?

「100万円」を借りて、3年もしくは5年で返済するとします。すると「毎月の返済額」と「総返済額」はどうなるのでしょうか。
毎月の返済例

総返済額と利息)

返済の元になるデータ


同じお金を借りるにも、けっこう違いますね。1の層と3の層を比較してみると、毎月の返済額では約1万円差、5年の総返済額では3倍強の約60万円の違いが出るようです。
実はこれ当然のこと。金利が9%と28%では、3倍違うのですから当たり前のことなのです。当然ついでにいうと、ローンは早く返したほうがお得だということも一目瞭然ですね。返済期間が長ければ毎月返済は少ないのですが、総返済額は多くなります。


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