無理な返済の被害は、必然と家族へ向かう

借金をしている人のタブー「家族犠牲」
家族を犠牲にしていないだろうか、どうすると皆で幸せな生活が送れるのか。
返済のために新たに融資してくれるところを探し、借りて返済。一時的にはラクになったように感じるかもしれませんが、それもすぐに底を尽き、また借金として上塗りされ残ります。毎月の返済金額は増えるばかり。このようにして、家族にまで大きな負担を掛け、迷走してきたケースの家計相談は、話を聞いていて本当に辛く気の毒なものです。妻または夫もそうですが、何もいえない子どもがかわいそうです。

深く話しを聞くと、学校でそろえるべきもの(絵の具・習字セットなど)が買えなく自分だけがないとか、靴が買えずに底の剥がれた靴でずっと我慢しているとか、内情がみえてきます。こういった環境にすることは、絶対にやってはいけないことです。だから、借金はひどくなれば、まず「家計」を破たんさせ、末に「家族」をも崩壊させてしまうのです。これはあまりに不本意すぎます。幸せな生活を自らの手で葬っているようなものです。

タブーと向き合えば変われる!

このタブーは結局、嫌なことや不安な問題を、先送りし続けていることから起きています。そういう人は、基本に戻って考えてみてはどうでしょう。何のために、お金を借りたのか? 大切なものや守りたいものってなんだろう?と。自分の体裁とか、業者が怖いとか、そんな自分本位の考えを正せない場合、私は怒ります。だって、向き合えば必ず解決できることだからです。このままを続けたって、誰の為にもならないわけですし。

実際、向き合えないまま私のところに家計相談に来る(それでも、大進歩だと思っています)人には、家族の生活をその立場になって考えてもらったり、このまま続けるとどういう家計状況になるのかなどを一緒に考えます。そして今後を前向きにとらえ“変える!”と決意し努力した場合、本当に変わります。借金をしていた本人はもちろん、家族の表情や声、生活の様子なども明るくなっているのです。きちんとした解決を取り、生活の安定を取り戻す、こんなに大切なことはありません。

このように今回はやってはいけないことの一つとして、家族を犠牲にしていたことを取り上げてみました。まだ、タブーがありますのでそれはまたの機会にします。




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