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タパルス博士はいま必死かも(2ページ目)

消費者金融は、「消費者金融連絡会」「日本消費者金融協会(JCFA)」などの組織をつくり、健全な発展を目指した活動をしています。不祥事続きのこの業界で、タパルス博士も必死に活動しているのかも。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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消費者金融連絡会の他には…

タパルス博士はいま必死かも
本当に、家計が破たんする前になんとか手立てをうって欲しい。この水は、いつ溢れる?
タパルスついでに紹介しますが、他に「日本消費者金融協会(JCFA)」という同じく消費者金融会社(現在:84社)が会員になり、活動している団体もあります。

JCFAは、日本の主要な消費者金融会社で構成される全国組織の任意団体として「会員相互の啓発を通じ、消費者金融に関する調査、研究、広報、教育等の活動を行い、我が国消費者金融の健全な発達を図るとともに、広く国民経済の適切な運営に資すること」を目的に米国の業界団体NCFA(現AFSA:米国金融サービス協会)をモデルに、1969年の4月に創立されました(同会のホームページより)。

日本消費者金融協会(JCFA)
 
また、コップに水が注がれ、しだいに水があふれていく。もう既にあふれているのに、まだ大丈夫。まだ大丈夫…。「無理な借り入れは、家計を破たんさせる原因となります」→「ストップ!借りすぎ」→「借りすぎていませんか?」というテロップを出すテレビCM。
「ストップ!借りすぎ」の借りすぎ防止キャンペーンは、消費者金融連絡会の加盟5社に、CFJ〔ディック(アイクを含め)・ユニマットレディス〕、GEコンシューマー・ファイナンス(レイク)の2社が加わりやっている活動です。
この7社は家計診断サイトを開設したので、近日中にご紹介します。

ストップ!借りすぎ
 

絶妙なタイミングにも感じるが…

消費者金融が、自主的に繰り広げてきた活動を伝えさせてもらいました。皆さんには、消費者金融のこの活動、どう映りますか? 意見は様々でしょう。いろいろな意見をお聞きしたいので、あえて私は意見をあまり言わないようにします。

しかし、やはりどうしても気になってしまうのは、こういった活動を積極的にする現状の背景があるのではないかということです。ここ最近の活動だけではなく、以前からやっていることも確かにあります。でも、その当時から問題はあり、その対処のためにもと受け止められます。

そして現在、さらに積極的にする消費者金融会社の啓発・教育活動。その活動と裏腹に、表面化している数々の不祥事。話題になっているグレーゾーン金利という大問題もあります。こういった背景だからこそ、現在は啓発・教育等の活動に重きを置いているのですか?と素直に思えなく、疑問符がついてしまいます。この点だけは、やはり気になります。

本意でやっているのか、上辺をつくろいイメージアップを図るため、という思いでの活動ならやめて欲しいと思います。皆さんはどうお感じになりましたか? ご意見などございましたら、感想を書き込んで欲しいです。





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