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タパルス博士はいま必死かも

消費者金融は、「消費者金融連絡会」「日本消費者金融協会(JCFA)」などの組織をつくり、健全な発展を目指した活動をしています。不祥事続きのこの業界で、タパルス博士も必死に活動しているのかも。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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消費者金融連絡会のキャラクター

タパルス博士はいま必死かも
消費者金融も、消費者にとってクリーンなイメージになりたいのですね。様々な活動がされています。
「キャッシング、身近になりましたのー。だから正しい知識が必要。収入と返済のバランスが大切。借りすぎには十分注意するのじゃぞ!」

この文句(口調)、聞いたことがあると思います。アニメの鼻の大きなおじいさんが、テレビCMで言っています。この人が、タパルス博士。そしてこのCMを流しているのは、「消費者金融連絡会」というところです。タパルス博士は、ここのキャラクターなのです。

消費者金融連絡会は、消費者啓発・消費者教育活動などの諸活動を通じ、消費者利益の向上をはかりながら、消費者金融業界の健全な発展を目指し、消費者金融専業会社が自主的に集まり、1997年1月に発足しました(同会のホームページより)。

消費者金融連絡会(TAPALS.COM)


大手5社が運営。どういう活動をしているの?

時々、公共団体だと思っていたということを聞きますが、そうではなく消費者金融業者がやっているわけです。
具体的に加盟している会社は、「武富士」「アコム」「プロミス」「アイフル」「三洋信販」の大手5社。その頭文字をとり、TAPALS(タパルス)という略称になっています〔Lは設立当初に加盟していたレイク(GEコンシューマーファイナンス)があったため。現在は脱会〕。

同会の発足目的にもあるように、確かに今まで、サイトや各メディア、広告、ポスター、パンフレットなどで、啓発・教育活動をしてきました。高校生などに、キャッシングやクレジットに関する知識の教育支援活動として、実際の授業に同会の担当者を講師として派遣し、講演などするといった活動もしているようです。また、TAPALS.COMを見てみても、なかなかの情報がそろっているかと感じます。





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