お金を借りる/銀行ローンの活用法

「フリーローン」何を基準に選ぶべきか

気軽で便利なフリーローン。使い道は自由なだけに、付き合い方も難しいものです。また、もしも借りるときは何を基準にするべきなのか? その前に考えておかなければならないことって…

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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使い道は自由。だから、付き合い方が難しい

「フリーローン」何を基準に選ぶべきか
フリーローンを利用するときは、「一時的に」を忘れずに。
気軽で便利な「フリーローン」。銀行などの金融機関をはじめとして、信販会社(クレジット)や消費者金融などが、利便性の向上を図りながら取り扱っています。これは「多目的ローン」とか、カードで引き出す「カードローン」などとも呼ばれています。またお金を借りる行為を“キャッシング”と言いますよね。

要するにこれらのローンは、お金の使い道が“基本的に自由”な借金ってこと。基本的にと入れたのは、事業資金や投機性のある資金(株購入・ゴルフ会員権等)、土地建物購入資金、税金、他社借換え資金などの利用にはダメと制限されていることが多いからです。
こういった制限はあるものの自由なだけに、自分でのルールや工夫、節度が必要になるのは当たり前のこと。賢く利用したいのなら尚のこと必要です。どうフリーローンと付き合えばいいのでしょう。


どういうときに使っている? 貯金をおろすような感覚に!?

みんなどのようなとき、キャッシングしているのでしょう。当然、お金が足りないときでしょうが、理由は本当にさまざまなようです。

「給料日前にちょっと生活費が足りなくなってしまった」というものから、冠婚葬祭や予期せぬ不慮といった「急な出費」。はたまた、飲み会や交際費のため、浪費的な買い物、旅行などといった、首を傾げざるを得ない使われ方をされているのも現実。

最悪なのは、他の借金返済やクレジットカードで買い物をした分の支払いをするために、という状況での使用ではないでしょうか。

理由はさておき、利用するときに忘れてはいけないのが、やはり“不足分だけを一時的に”という心構え。そして、返すあてがきちんとあること。それが甘いと必ず失敗しちゃいます。また準備よく、イザというという時のためにカードだけを作って備えておく人もいるようです。でも、大体にして甘んじてしまう。人間は弱いものでもあります。果てに、キャッシングカードが預金カードのような感覚に変わり、「あといくら引き出せる」という錯覚をし、麻痺してしまうこともあるから怖い。




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