借金の返済・債務整理/これがキホン!お金を返す大事な話

解決の第一歩を踏み外すタイプはこんな人(2ページ目)

借金を解決しようとせっかく一歩を踏み出しても、失敗してしまう人がいます。どういう人に失敗の傾向があるのか。今までの相談者の傾向・特徴をまとめてみました。あなたには当てはまるところはない?

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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それを言ってしまっては…

解決の第一歩を踏み外すタイプはこんな人
うまくいかなかったのは、あなたの態度にも責任があったのかも…!
●「いろいろ教えてくれますが、これってビジネスでしょ?」
⇒心が汚れている人もいます。今後の相談者のため、懸命に考えながらアドバイスをしているのに「仕事を頼まれたい(依頼を受けたい)んですよね、ビジネスでこれやっているんだから…」という気持ちで接していると、当然相手は憤慨します。素直な心で話に耳を傾けましょう。

●「どっかから借りられませんかね? 一本化とか?」
⇒この場に及んでまだ借りられないか、という人もいます。年収の2倍以上にもなっている借金・ローン状況であっても、低利での一本化など出来ないか?という人もいます。出来る訳ありません。このような人は、相談に行かないほうが良いでしょう。

●「この会社はこういう傾向があるんですよ!」(知ったかぶり)
⇒世の中には“借金情報オタク”とも呼びたくなる人がいます。「この会社は滞納すると、比較的早い段階で訴えてくる。長期の分割に応じる」「この判例を知っていますか?」「ローン残の物があっても、この会社は引き上げたりしないんですよ!」といった知識をひけらかすのです。しかもどちらかというと、ずるく進めるための情報がほとんど。かつ間違っていることも多々あったりします。
そんなことより、目の前の自分の借金のことでは?と感じます。ウソの情報含めいろいろ知っているかもしれないけど、何一つ解決に向かっていないわけです。

モラルが欠けている人も

責任ある大人としてのモラルがない人もいます。例えば…
●時間にルーズ 
~約束の時間に来ない。すっぽかす、など。
●約束を守らない! 
~例えば給与明細を見せてもらうように再三、頼んでいるのに忘れる、など。
●借金整理費用を借りて(キャッシング)して用意しようとする。日々、借金を増やす。
●ウソを付く。本当のことを隠す
~借金の金額を偽る。全部を言わない。不動産があるのにないと言う。
膨らんだ経緯を見れば、借金が出来た原因のウソだって見抜けるものです。

もうお分かりかと思いますが、相談に行く際に注意して欲しいことといっても、実は難しいことなど何一つなく、ごく当たり前のことばかりなのです。でもこの当たり前のことができていない人が多い。過度に緊張する必要もなく、偽ることもなく、素直な気持ちで相談に乗ってもらえば良いのです。それが最大のコツです。

また相談に行く前、先方の用意して欲しいといっているもの(家計状況や借入状況など)の準備を自分で出来る範囲で整理しておいたり、面談中にはメモを取るなりしてせっかくのチャンスをいかすように頑張ってください。




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