金利は手ごわい!
金利は手ごわい。まわすために借り続けると、借金額は大変なことに! |
単純に100万円を29.2%の金利で借りると、元金と利息を合わせて年間129万2千円になります。しかし、利息は毎月支払わなければいけませんし、毎月の利息を新たに借りて支払うと、1年後の借金の合計は133万円に達し、3年で2倍強、5年で4倍の400万円を超えてしまう計算になってしまうのです。
こうだから、自分で思っているよりも借金返済は大変なのです。おまけに利息。借りたお金そのもの(元金)を返すのも大変なのに、そのうえに高い金利がつけば苦しくなるのは当然ともいえるのです。
「借金いつ終わるんだろう…」とただ嘆いていもダメ
上記のような「完全なまわし」とまではいかないにしても実際に多いのは、返済途中で経済的に苦しくなり、再度、利用枠内で借りることになるわけです。キャッシングに頼った生活になり困窮しはじめると、借り入れ可能な枠ができればまた借り入れしてしまう傾向があります。そのため、いつまでたっても完済できない状態が続いてしまうわけです。そして「返しても返しても、借金は減らない…」とお嘆きの方、一回に支払う金額のうち、いくらが元金でいくらが利息なのかを意識されてみてください。とても簡単なことですし、きっと減らない理由や仕組みが分かるはずです。懸命に働いて得たお金を、大切にしてください。“借りるは容易いが、返すがキツイ…”と肝に銘じ、決して金利の奴隷にはならないでください。
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