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業界再編! プロミスと三洋信販の統合(2ページ目)

消費者金融大手「プロミス」と「三洋信販」が、統合していくことが明らかに! 今後の灰色金利の撤廃などを踏まえ、消費者金融業界は生き残りをかけています。私たちも借り先の知識をしっかりつけていきましょう!

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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統合により業界トップに躍り出る!

業界再編! プロミスと三洋信販の統合
統合すると、業界トップに!今後もこんなことが起こるかも。
プロミスと三洋信販の両社が経営統合されると、消費者金融業界はどう変わるのでしょう? 現状の「消費者金融 貸付金残高ベスト5」はこうなっています。

1位 アイフル  1兆9852億円
2位 アコム   1兆6323億円
3位 プロミス  1兆4918億円
4位 武富士   1兆4318億円
5位 三洋信販    4993億円  (今年3月末時点)

 ↓↓↓ 統合されると ↓↓↓

1位 「プロミス+三洋信販」 1兆9911億円
2位 アイフル        1兆9852億円
3位 アコム         1兆6323億円
4位 武富士         1兆4318億円

僅差ではありますが、最大手であるアイフルを抜き、1兆9911億円で「首位」に躍り出ることになるのです。

今後も再編は起きる。私たちも学んでいこう!

消費者金融業界は今般のグレーゾーン金利の無効による債務額の圧縮や、貸出金利の上限引き下げ改正などによって、経営環境は厳しさを増しています。それは、数字をみても一目同然です。例えば、本年3月期の決算でプロミスは当期3800億円の赤字を計上。三洋信販も約890億円の当期赤字に転じています(他の消費者金融も相次いで赤字になってきています)。

このような厳しい環境のため、各消費者金融は人員や店舗のリストラに乗り出しています。しかし、経営統合がされることにより、さらなる大規模な重複店舗の削減なども可能になります。かつ、両社の強みや特色、得意分野が異なっていれば、消極的な“守り”だけではなく営業への“攻め”が強化されること繋がります。

消費者金融業界の大規模な統合は、今後も必ず起こります。まさしく“再編”の時代になることは必至なのです。私たちもより一層、借り先についての知識を理解し、賢く利用しなければいけないのです。がんばりましょう。


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