お金を借りる/知っておきたい、お金を借りる最新事情

高校~大学まで1045万円!最新教育費事情

卒業・進学シーズン。教育費が気になります。「教育費負担の実態調査」を見ると、子供一人の教育費は年々上がり、家計に占める割合も増!もう節約にも限界です。皆さんどのように工夫しているのでしょう??

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

  • Comment Page Icon

子供一人1045万円

高校~大学まで1045万円!最新教育費事情
高校から大学まで、ここまでかかる教育費!
昨年の国民生活金融公庫の「教育費負担の実態調査」(※1)を見ると、高校入学から大学卒業までの7年間にかかる費用は、子供一人あたり1044.6万円! 受験の合否も気になりますが、これからかかる教育費用も気になるものです。

どうして1045万円もかかるのかと内訳を見てみると、入学にかかる金額(受験にかかる費用、学校への納付金、入学しなかった学校への納付金)が年々上がっており、在学にかかる費用も毎年少しずつ上がっている、そんな現状が見えてきます。

この在学にかかる費用、卒業するまでかかるので結構大変な存在です。この記事を読まれている保護者の皆様には教育費の捻出方法を、また学生の皆さん本人には無用な留年は親の懐を痛めることになること、できるだけ自分で学費を捻出することが今の流行(?)であることをお伝えしたく取り上げました。

※1このアンケートは国民生活金融公庫の教育ローンを利用している人を対象に実施されたものです。
参考資料→国民生活金融公庫の「教育費負担の実態調査」

在学費用は年収の34%

世帯の年収に対する在学費用(※2)は、平均33.6%という結果。年収の3分の1が教育費となっている現実が明らかにされています。
しかも税込年収が200万円から400万円という、やや所得が低めの世帯が負担する在学費用は、世帯年収のなんと54.3%にもなるとのこと。つまり、年収の半分強が教育費で占められる場合もあるのです。いやはや保護者も大変な覚悟です。

このほかに、自宅外通学になったりすると仕送りも必要でしょうし、住居の準備などお金がかかる要素がたくさんあります。教育費も生活も何とか維持しなくてはいけない状況のなかで、皆さん実行している生活の工夫とはなんでしょう?

※2「在学費用」とは、学校でかかる費用(授業料、通学費、教科書・教材費)と家庭での教育費(塾、参考書費、習い事)の費用で、世帯の子供全員にかかる費用のこと。


  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます