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高校~大学まで1045万円!最新教育費事情(2ページ目)

卒業・進学シーズン。教育費が気になります。「教育費負担の実態調査」を見ると、子供一人の教育費は年々上がり、家計に占める割合も増!もう節約にも限界です。皆さんどのように工夫しているのでしょう??

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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まずは節約、アルバイト、楽しみは…

高校~大学まで1045万円!最新教育費事情
一番の工夫は「節約」。自分で学費を捻出する努力をする学生も多い。
教育費の捻出方法は「教育費以外の支出を削る」が全体の6割前後、「在学者本人がアルバイト」というのが4割強という意見で、ここ数年変わりません。そして、支出を削る為にしている節約や工夫としては、「旅行・レジャー費」「外食費」「衣類の購入」「食費」「保護者の小遣い」などがあげられ、保護者が生活で楽しみにしていることを我慢するような傾向があります。

しかし例年と変化があるのは、「奨学金を受ける」という人が10%増えているということです。教育費の捻出方法2位に上昇しています(例年4位)。
「アルバイトをする」「奨学金を受ける」ということから、教育費は学生本人が中心に努力し、不足分を親に補ってもらいながら学業を全うする、もしくは、そうせざるを得ない状況の人が増えたのかと考えられます。

教育費の不足を補う順番

教育費のために貯蓄されている方も多いと思いますが、実際は予想以上に費用がかかるものです。しかしすぐにローンを検討するのではなく、まずは奨学金です。奨学金は卒業後から返済開始となります。そして次に「国の教育ローン」など、低金利のローンから検討すると良いでしょう。同時に返済方法や時期も確認です。国の教育ローンだと、返済は在学期間据え置きで利息のみ払っていると、卒業してから学生本人が返済するという方法もとることが可能です。

かわいい子供のため教育費は惜しみなく費やしてあげたいものですが、生活が崩壊しては本末転倒。望みどおりの学業を修められるよう、教育にかかる費用についてはお子さんも交え、きちんと計画を立てるよう話し合うことが必要ですね。
そして、お金の出所、どういう風に苦労して費用を捻出している内情もわかれば、より一層、学業に身が入るかもしれません。


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