借金の返済・債務整理/これがキホン!お金を返す大事な話

友人が借金で困ったと告白! どう接する?

「借金があるんだ…」と友人から告白されたあなた。助けてあげたい思いもあるけど、今の友人にとってお金を貸すことは良いことなの? 一度は相談されそうな内容だけに、失敗しない考え方をみておきましょう。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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友人からお金のSOS

友人が借金で困ったと告白! どう接する?
友だちから借金について相談されたらどうする!?
「自分には借金があるんだ。相談にのってもらいたい…」。そう友人から突然話を切り出されてしまったあなた。たまに一緒にご飯を食べに行ったりもする気の合う友人からの不意なSOSでした。勇気を持って告白した様子の友人に、それを聞いたあなたは軽くは受け流せない心境です。しかし結局のところ「借金の返済のためにお金を貸してほしい」というお願いが目的なようにも感じたりも…。
もしもこのような場合に直面したら、あなたはどうその友達に接していくことがいいのでしょう?

できれば話を聞いてあげよう。でも、お金を貸すことは安直なこと

まずは、友人としてその人の置かれている状況に耳を傾けてみましょう。基本は“相談にのる(話を聞く)”ということであって、お金を貸すかどうかの判断をするために話を聞くわけではないということ。ですから話をしていくなかで「返済日がもうすぐ差し迫っている」「今回だけ何とかできれば…」というお金を借りたい願望を仮にアピールされたとしても、変な同情心や今後の信頼関係を気にして、貸すかどうかという物差しで見てはいけないのです。その視点で相手の気持ちを量ることは、本人のためにならないからです。

お金に困っている人にお金を貸してあげることはとても安直な行為で、ありがたいようでありがたくないことだったりもします。良くない状況のなかでお金を貸すことは一時的な麻酔薬のような役割でもあり、本来の問題解決にはならないことが多いのです。

解決の方法の糸口を

つまりお金を貸すことが良いのか悪いのかは別として、「お金を貸すこと=助ける」だとは必ずしもならないということです。だからまずは話を聞いて、まずは節約や生活習慣の改善でどうなのか? そんなレベルでは到底現状の解決ができないほどであれば、専門家に相談してみることを勧めてみるのもいいのではないでしょうか。でも悪い状況であっても、債務整理も腹に据えて行動することにより解決はできる。当然だけど解決法も破産だけじゃない。ひどく深みにはまる前に早く行動すること。高金利から借りているお金があるのならばその借金は、現在抱えている残金よりも少なくなる可能性もある… 等々の知っていることがあればそれを加えて教えてあげるのもいいでしょう。


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