借金の返済・債務整理/あなたにもできるカンタン返済法

借金家計の自己診断、私は返済していける?

借金の相談をしたいけど少し不安、という方のために家計の自己診断法を紹介です。簡単ですが自分のお金の状況と可能性のある解決方法を知ることで、借金との向き合い方が変わります

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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相談へ行く前に家計自己診断

借金家計の自己診断、私は返済していける?
返済可能な金額はいくら?今の借金、きちんと返していける?
借金整理をしたほうがいいだろう、と考え始めていても、実際はなかなか相談などには行きにくいもの。でも、心配ばかり膨らんでいく…という方は、一度ご自分で家計診断をしてみるといいでしょう。

まずは一ヶ月の収入と支出を把握します。いままで家計簿をつけていた方ならそれを利用してください。つけていなかったという方は、この一ヶ月の収支を思い出して、大まかでもいいので書き出してみましょう。

〔収入〕 
手取り金額で計上してください。共働きなどの家計を一にしている場合は、合算します。

〔支出〕
毎月の固定費等(食費、水道光熱費、教育費、家賃もしくは住宅ローン、電話、交際費、被服費、生活日用品等)の生活にかかるお金の合計。計算には“借金(クレジットカードやキャッシング返済)”は含めないでください。

返済能力と借金額。どちらが大きい?

収入から支出を引いてみましょう。その差額が、毎月返済に充てられる最高額です。
例えば、収入?支出=5万円というケースで説明します。任意整理や個人再生など返済する借金整理をした場合、返済期間は原則3年間なので、36回払いとなります。毎月5万円の返済が可能で、それを36回払う。つまり180万円が返済可能な最高額つまり「返済能力」となります。借金がない人の場合ですと、そのまま貯金可能額となりますね。

ここで現在の借金額と比較してみましょう。3社を利用して借金の合計が「150万円」とします。ならば3年間での返済能力の方が大きいので、任意整理などの返済を継続する方法で解決できる可能性が高いといえます。
逆に「200万円」の借金だとすれば、返済能力の方が少ないので、3年の任意整理などでは難しいとの推測がたちます。

返済能力>借金 ⇒ 任意整理など返済型で解決できる可能性が高い
返済能力<借金 ⇒ 任意整理などの返済型では難しい。
              自己破産の可能性も?!


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