植木・通信・CATV設備が上昇

マイホーム
マイホーム購入とともに、植木や観葉植物を購入する人が24%も増えている
最後に、5年前の調査から購入比率が上昇したもの、低下したものを見てみましょう。下の表は、購入比率が上昇しているものです。1位の植木・観葉植物は、購入率でも9位に入っており、24ポイントも上昇しています。4分の1の世帯が新たに購入したということですね。

注目すべきは、高速通信回線の設置工事、ケーブルテレビの設置費用の上昇です。近年これらの設備が普及してきたためでしょう。

<マイホーム取得と同時に購入した耐久消費財 購入率上昇トップ5>
マイホーム取得と同時に購入した耐久消費財
マイホーム取得と同時に購入した耐久消費財の購入比率を前回(平成10年実施)の結果と比べ、購入比率が上昇したもの。ガーデニングブーム、高速通信回線の普及などが結果に出ている (出典:住宅金融支援機構「平成15年度 公庫融資の利用者における消費実態に関する調査)



温水便座・電気カーペットなどが減

購入率が減ったものも見ておきましょう。オーディオセットが約10ポイント下落しています。今は、コンパクトなものが多く出回っており、新居にあわせて設置という風潮でもないですね。

温水洗浄便座は、標準仕様であらかじめつけられているためにあえて後から購入する必要がないといったところでしょう。温水洗浄便座が普及していることがよくわかります。

また、ファンヒーター、電気カーペットは床暖房の影響ですね。床暖房が多く採用され、暖房器具が新たに必要ではなくなってきているのでしょう。これらの内容を見ているだけでも、住まいの設備の変遷がわかりますね。

<マイホーム取得と同時に購入した耐久消費財 購入率低下ワースト5>
マイホーム取得と同時に購入した耐久消費財
マイホーム取得と同時に購入した耐久消費財の購入比率を前回(平成10年実施)の結果と比べ、購入比率が減ったもの。生活スタイルにあわなくなったもの、新たな製品が出てきて必要でないものが並んでいる (出典:住宅金融支援機構「平成15年度 公庫融資の利用者における消費実態に関する調査)



マイホーム購入前に耐久消費財も予算化を

マイホームの購入には物件価格以外にも、住宅ローンの諸費用や登記の費用、税金関係などとたくさんのお金が必要となってきます。これらのお金は、マイホームを購入するときに、およその金額がわかります。

それに比べて、今回ご紹介した耐久消費財は、それぞれのライフスタイルや嗜好によって左右されるものです。また、マイホーム購入という大きなお金が動く中、金銭感覚が麻痺してくるのも事実。マイホームを購入すると決めたら、これらの耐久消費財もきっちり予算化して資金繰りの中に入れておきましょう。

予算があれば、使いすぎもわかるもの。出来るだけ具体的に買うものをリストアップしておきましょう。すぐに必要でないものは買わないで、新居だからなんとなく購入……なんてことはないようにしてくださいね。
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