住宅購入のお金/住宅購入のお金の注意点

マイホームで新生活 あれこれ買って173万円

マイホームの購入には物件価格以外にも住宅ローンの諸費用、税金などとたくさんのお金が必要。でも忘れてはいけないのが、新居にと購入する物の費用。意外とあなどれないですよ。しっかりと計画しておきましょう。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

  • Comment Page Icon
人生の3大出費といえば、教育費、マイホーム購入費、老後の費用といわれています。この中で、マイホームの費用は一時に必要になるお金が一番高額なものですよね。ですので、このマイホーム購入時のお金の使い方というのは、普段の家計のやりくりよりも、見方によってはとっても重要といえます。

マイホーム
憧れのマイホーム。ついつい、あれもこれも……と買い揃えたくなりますが、一体みんなはどれくらい購入しているのでしょうか?
マイホーム購入にかかる費用については、土地や建物、物件の価格があり、それらの住宅ローンにかかる費用、税金などあらかじめ購入金額や借入れ金額が決まれば、必要になるお金も明確になり、避けられない出費となってきます。

他にも、新生活のために必要となる費用はありますね。引越し費用はもちろん、新居にあわせて購入する家具やカーテン、電化製品などのいわゆる耐久消費財です。これらは、人によってかなり使う金額が変わってくるもの。いったい、他の人はどれくらいのお金を使っているのでしょうか?


1世帯あたりの耐久消費財は173.4万円

住宅金融支援機構が行った「公庫融資の利用者における消費実態に関する調査(平成15年度)」によると、1世帯あたりの耐久消費財購入金額は173.4万円とのこと。平成10年の前回調査では225.8万円だったようで、2割ほど低下しています。

とはいっても、この期間は耐久消費財の物価は下がっており、消費者物価指数を勘案すると、低下率は5%ほどだそう。どちらにしても、消費志向は抑えられ、堅実路線になっているようですね。

では、どのようなものがたくさん買われているのでしょうか? 次のページで、購入率の高いものやその値段などを見ていきましょう。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます