常用労働者1人当たりの平均月収が昨年度より微減。サラリーマンにとって厳しいお財布事情は続きそう

常用労働者1人当たりの平均月収が昨年度より微減。サラリーマンにとって厳しいお財布事情は続きそう

厚生労働省が「平成24年度分毎月勤労統計調査」を発表しました。平成24年度の労働者1人当たりの平均月収は31万3695円で、0.7%減となりました。平成23年度も前年度比0.2%減でしたので、2年連続の減少となりました。

では、職種や就業形態によって平均月収はどれくらい違うのでしょうか? 中には収入が増えているものもありますよ。今回は、労働者の平均月収についてみてみましょう。

正社員は平均月収40.2万円、パートは9.6万円

平成24年度分の毎月勤労統計調査(従業員5人以上の事業所対象)(出典:厚生労働省)

平成24年度分の毎月勤労統計調査(従業員5人以上の事業所対象)(出典:厚生労働省)(クリックで拡大表示)

 
上の表は、従業員5人以上の事業所での平均月収です。正社員などの一般労働者は平均月収が40万2105円なのに対して、パートタイム労働者は9万6824円。4倍以上の開きがでています。特に、賞与など特別に支給された給与に違いが大きく、一般労働者の7万3162円に対して、パートは2493円。なんと、約30倍の開きがあります。パート労働者の給料は、ほとんどが時間給であることがわかります。

また、事業所の規模にも注目してみましょう。上の表には載っていませんが、事業所規模が30人以上では、一般労働者の平均月収は43万6952円。全体より3万円ほど高くなっています。パートでもその傾向が見られ、事業規模が大きいほど月収が高くなる傾向があるといえそうです。

月収は増えるも、賞与は減る傾向に

前年度の月収と比較をしてみましょう。一般労働者の平均月収は40万2105円で前年度比0.1%減です。そのうち、月収などの決まって支給される給与は32万8943円で前年度比0.2%増。賞与などの特別な給与は7万3162円で前年度比1.6%減とのこと。月収は微増ですが、賞与が減り、全体でも減っています。

パートタイマーのほうもみてみましょう。平均月収は9万6824円で前年度比0.5%増でした。特別に支払われた給与が2493円、前年度比2.5%減と下がっています。労働時間で給与額が決まるパートタイマーですが、賞与額も増えないとなると厳しいですね。

就業形態別の給与を見てきましたが、産業別に見てみるとどうなるのでしょうか? 次ページて見てみましょう。