そもそもインド株ファンドってナニ?
第2の中国として世の中がインドに注目し始めた当初、私は「インドへの投資ってどうなの??」という状態でした。しかし、私の毎日の生活は、パソコンでインターネットやメールを楽しむ日々。株式投資ももちろんネットです。こうした状況を考えると、中国は世界の工場として製造を中心に成長してきましたが、将来コストの安い国にとってかわられる可能性もないとは否定できません。その点、インドはIT産業が中心ですから、技術力をベースに産業発展する可能性があり、なんだか将来的に有望そうとも考えられます。そう考えるようになったら、「インドに投資してみるのも面白いかもしれない」と次第に思うようになってきたのです。
思い立ったらすぐに行動したい私は、すぐにインド株への投資について調べました。個人投資家がインド株に直接投資することはできないため、現状はインド株ファンドであれば、簡単にインドへ投資できるということがわかりましたので、インド株ファンドに投資することにしました。この他には、インド株ADRやインド株eワラントでも投資することができます。
●インド株ファンド主な一覧
私は中長期での保有を考えていたので、インドの株式市場の指数であるSENSEX指数は高値圏にありましたが、まずは投資をしたいと思った時に買ってみて、もし購入した後に大きく株式市場が下落するなら、追加で購入しようと考えて投資してみました。
ところで、私がファンドに投資する場合は、
・手数料
・基準価額の推移
といった点を重要視しています。手数料はできるだけ安く、できればノーロードがいいと思っています。また、手数料を払ってプロに運用してもらっているのですから、基準価額はコンスタントかつ順調に推移しているものがいいと思っています。
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インド株ファンドは比較的手数料が若干高いのが難点ですが、どれもほとんど差がありませんでした。やはり短期というよりは中長期向きなのかもしれません。基準価額は、設定されてから間もないにも関わらず若干差が生じていました。そのため、基準価額の推移や投資先などの観点で検討して、上記の中からインド株ファンドを一つ選んで6月下旬に購入してみました。日々基準価額は変動していますが、1ヶ月足らずで約6%と言う好成績ですから、このまま少し様子を見る予定でいます。
インドはエマージング市場(新興諸国の市場)の一つになります。エマージング市場への投資は、高い成長性を見込んで将来の高いリターンを期待しますので、その分高いリスクも存在します。海外の国に投資するわけですから、為替リスクはもちろん、その国に対するカントリーリスクなどが存在します。ですから、インド株ファンドに投資するにあたっては、リスクがあることを認識し、十分に納得した上で投資されることをお勧めします。まだ国内で投資できるファンドの本数は少ないですが、今後は増えて選択肢が広がることが予想されます。普段からインターネットや雑誌などで情報収集しておくのがよいと思います。
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