医療保険/医療保険関連情報

医療保険ってそんなに大事なの?(2ページ目)

どうして最近、医療保険の宣伝があふれていのでしょう。「実際のところ、医療保険ってどうなの?」と思っていらっしゃる方も多いのでは?そんな悩みや迷いを解消するヒントをお伝えします。

執筆者:海野 千絵

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健康保険でカバーされない費用も多い

公的医療保険でかなりの部分はカバーされますが、差額ベッド代や入院時の食事代の一部負担金などは全額自己負担になります。そのほか、入院時の身の回り品の購入、快気祝、家族の交通費など、予想外の出費もあり、入院が長期になればなるほど、費用はかさみます。(参考リンク:がんに備える生命保険1)また、医療技術の進歩にともない、公的医療保険適用外の薬や高度先進医療が増えているにもかかわらず、公的医療保険でカバーできる医療の範囲は、さほど広がっていないことも自己負担を大きくしている要因になっています。

元気なときこそ医療保険に入るとき

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今は元気でも、いつ何が起こるかわからない!お金の心配をせずに治療が受けられるよう、今のうちから安心を確保しておこう。
不規則な食生活やストレス、運動不足など、生活の習慣の積み重ねが発病原因となる「生活習慣病」を中心に、入院を伴う病気が増えています。また、がんにかかる患者数は、年間53万人いるといわれ、年々増加し2020年には年間84万人に膨れ上がるとの報告もあります。日ごろから病気の予防を心掛けることが大切ですが、万が一のときのために、金銭的な備えも必要です。

その「備え」として、生命保険会社が取り扱う医療保険に注目が集まっています。現在では、すべての保険会社で医療保険を取り扱えるようになっているため、各社とも競い合って、さまざまな特色のある商品を販売しています。安い掛け金で加入できるようになったことも、注目を浴びている理由のひとつです。

例えば、CMでおなじみの医療保険に30歳で加入した場合(入院日額5000円・終身型)で、月々の保険料はたったの1800円程度。これなら毎月の保険料支払いの心配もありませんね。

あなたは、ケガや病気にかかる費用をカバーする保険に加入していますか?ケガや病気は年齢・性別を問わず、誰にでも起こりうるリスクです。「今は元気だから大丈夫!」と思っていても、病気をしてからでは保険に加入できません。若いうちに加入すれば保険料も安いので、まだ加入していない方は、この機会に死亡保障に加え、医療保障についても考えておきましょう。


【関連リンク】
医療保険・医療費「2分でわかる医療保険の基礎!」
死亡原因と病気にかかる費用
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