生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

住宅ローンと生命保険見直し(3ページ目)

生命保険は人生のいろいろなイベントのときに、見直すことをお勧めします。その中でも住宅購入時はとてもいい機会です。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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保険だけではないこんな利点も

保険の見直しの効果は上記のとおりですが、その外のメリットにも触れてみましょう。
生命保険について考えると、実にいろいろな点を考える必要が出てきます。

先述のリフォームもそうです。私は一応設計士(一級建築士)の資格を持って以前建物の設計をやっていました。住まいの改修はやはり10年間で100万円程用意しておいた方が良いでしょう。この数字は屋根や設備機器の寿命を考えるとかなり現実的なのですが(足りないかもしれません)しかし、殆どの人はそこまで考えられません。生命保険の必要補償額の算出にはリフォーム費用は外せません。

また、教育費も同様です。子供が大きくなったから家を買った人も多いでしょう。子供が生まれたときに保険のセールスマンに必要保障額を計算してもらっている人も多いと思います。しかし、数年で当時の計画とは大きく変わっているケースが多いのです。

特に受験です。生まれたばかりの子供の顔をみて、受験のことを考える人はいません。周囲の意見やマスコミからの情報などから「やはり教育は私立で」といった感じで、小中高一貫校や、中高一貫校の私立学校への進路を決めている家庭も少なくないはずです。

実際にご相談を受けていても、殆どの方が中学、高校までは私立でいいですという人が殆どです。

時期的に、習い事、学費等々の教育費についての具体的な情報が入ってくるので、より今後の教育への支出が固まってくる時期でもあります。

住宅の費用同様に、必要保障額算出には教育費の算出が欠かせません。キャッシュフロー(お金の流れ)がマイナスになるかならないかが見えてくるでしょう。
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